ニュース
厚労省「ジビエはしっかり中まで加熱して」新たにカラスも含め注意喚起 SNSで物議「カラス生食」の影響か(1/2 ページ)
前日に、一部メディアのカラスを生食するルポが物議を醸していました。
advertisement
厚生労働省が3月8日、「ジビエはしっかり中まで加熱して食べましょう」と、公式Twitterで注意を呼びかけました。
同省は「シカ、イノシシ等の野獣やカモ、カラス等の野鳥は病原体を保有している可能性があり、その肉や内臓を生食することは非常に危険です」とコメント。2022年にも同様の投稿をしていましたが、今回は新たにカラスも対象としています。
ちなみに前日の3月7日には、東京新聞が茨城の一部地域に伝わるとされる「カラスの生食」を体験するルポを公開し、「ジビエの生食は普通に死ぬのでマジでやめて」「無責任すぎる」と物議を醸していました。
厚労省のツイートには、「迅速な対応お疲れ様です」「こんなことをあらためて言わなければいけなくなる現状が悲しい」「普通はまずジビエの対象にならないカラスを、わざわざ引き合いに出さなければならないとは」といった声が寄せられています。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- TBS「坂上&指原のつぶれない店」で紹介された“鹿肉の刺し身”に「ジビエの生食は危ない」との指摘 → 番組側が「誤解与えた」と謝罪
実際には加熱して提供されていたそうですが、説明が不十分で誤解を与える表現になってしまったとのこと。 - やかんに入れたスポーツ飲料で食中毒が発生 酸性の飲料により溶け出した銅食中毒が原因
金属製の入れ物を使用する際はご注意を。 - 食べてはいけない 食中毒を引き起こす有害植物に厚労省が注意喚起
- 「ひき肉製品は中心部までの加熱が重要」 厚労省・農水省が食中毒に関して異例の注意喚起
該当商品の回収が急がれます。