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「とても悲しく、悔しい」舞台出演者の悲痛な訴えが1.7万RTの反響 事前予約30席が無断キャンセル、会場「弁護士に相談の上、厳正に対処」(1/2 ページ)

完売だった観客席が半分空席だったそうです。

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 俳優の坪井未来さんが5月27日にTwitterを更新。自身が出演する舞台「童話革命」で5月27日の昼公演で事前予約された30席が無断キャンセルになり、満席の予定が半分空席になったことを公表しました。同舞台の観劇チケットは事前精算分に加えて当日精算の自由席が販売されており、後者は予約サイトから申し込んで当日来場時に支払いをするシステムを取っていました。


舞台「童話革命」メインビジュアル(画像は白井初花オフィシャルブログから)

 坪井さんは公開した長文テキストで「ご予約上は満席だったのですが、開演時間になってもまだ30名お越しいただけておらず、開演が8分遅れました」と当日の状況を報告。「結局その方々にはご来場いただけず、時間通りにお越しくださったお客様をただお待たせすることになり、満席で用意していた客席は半数ほど空いた状態での公演となりました」と説明しています。


坪井未来さん(画像は坪井未来公式Instagramから)

 出演キャストにも確認をしたところ、来場しなかった予約客はいずれも知人ではなく、またそのほとんどは連絡がつかないいわゆる捨てアドレスやでたらめな電話番号で予約されていた当日精算分だったとのことです。なお公演会場となった両国エアースタジオは50~60席ほどのキャパシティーの小規模会場です。

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 坪井さんは「もしかしたら、本当に舞台が観たくて予約してくださって、やむを得ずご来場できなかった方々なのかもしれません」と配慮しつつ、「でもそれであれば何かしらの手段でキャンセルの連絡をして欲しかったです」と無念をコメント。「この日しか都合が付かず、早々に完売したことにより観劇を諦めなければならなかった方も居ることを知っています」「主催者側の損失もあります」と多方面に迷惑な行為であることを強調しました。

 「今後二度とこのようなことが起こらないよう、他の団体さんや役者さんが思いをされないよう、事実共有をさせていただきます」と説明し、投稿したツイートは拡散され記事執筆時1万7千を超えてリツイートされています。

坪井さんのツイート

 同舞台に出演中の白井初花さんも同日にブログを更新すると、「本来ならば満席のはずなのに、公演時間になっても約30名のお客様が来場されていなかったのです。これを聞かされて楽屋も騒然。『30人!?』と信じられなかったです」と当日の混乱した舞台裏を明かしています。

 また、同舞台の脚本と演出を担当する森勇介さんもTwitterで「お客様のモラルを信じての当日清算ではありますが、このような事態になることなど未だかつてみたことも聞いたこともなかったので衝撃的でした」とコメント。当日清算システムのリスクを理解しつつ、「(前払いは)手間も手数料もかかるからチケット代割高になるのよね」と葛藤、そして悔しさをつづりながらも、「この経験を次にいかす!」と前を向いています。

 会場の両国エアースタジオ公式アカウントも同様に、こうした事態は前代未聞だと戸惑いを強調しながら、当日観劇した観客やチケットが取れなかった観客に謝罪。「今後このようなことが起こらないよう顧問弁護士に相談の上、厳正に対処したい」と対応を約束しています。

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