YOASOBI「アイドル」が“米国含む”グローバル・チャートで9位に　国内外での反響に「J-POPを信じて一歩ずつ上を」

　YOASOBIの「アイドル」が6月10日付けの米ビルボード・グローバル・チャート「Global 200」で9位にランクイン。テレビアニメ「【推しの子】」のオープニング主題歌である同曲が、国内だけにとどまらず海外でも反響を呼んでいます。

　「アイドル」が9位にランクインした「Global 200」は、米国を含むグローバル・チャート。米国を除く「Global Excl. U.S.」では首位を獲得しており、これは日本語で歌唱された楽曲として史上初の快挙となりました（関連記事）。

　同曲は、テレビアニメの放送に先駆け3月に上映された映画「【推しの子】Mother and Children」で初お披露目。テレビアニメ放送開始の4月12日にMVが公開され、アニメと楽曲がお互いに人気を押し上げていく形となっています。

　同曲は、Billboard JAPAN 総合ソング・チャートの「JAPAN Hot 100」では7週連続で首位。ストリーミングは日本市場最速の5週で1億回再生を突破し、YouTubeでは自己最速となる35日で1億回再生を記録するなど、さまざまな記録を塗り替えています。

　5月26日に同曲の英語版「Idol」が配信リリースされるとさらに人気を後押しし、6月21日には英語版を含む4曲が収録されたアルバム「アイドル」が完全生産限定盤としてリリースされる予定です。

　YOASOBIは公式Twitterを通じ、今回の快挙に対する反響へ「たくさん話題にしていただき感謝です。今回1位をいただいたExcl.U.S.は米国以外のグローバルチャート。米国も含むチャートでも9位まで来ました。この差は決して小さくはないですが、変わらずJ-POPを信じて一歩ずつ上を目指します。まずは8月 #HITCLA で初渡米。引き続き応援よろしくお願いします（お辞儀の絵文字）」とコメントしました。

　8月5日と6日に米カリフォルニア州の「Brookside at The Rose Bowl」で開催される「Head In The Clouds Festival」に参加予定のYOASOBI。これがアーティストとして初渡米となることを伝え、国外でのさらなる飛躍を予感させています。