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米倉利紀、やまないストーカー被害に悲痛な訴え 通報→逮捕も収まらず「何故、被害者に沈黙を求められ、加害者が自由に」(1/2 ページ)

幾度となく被害届を提出してきたとのこと。

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 歌手の米倉利紀さんが7月10日にTwitterとInstagramストーリーズを更新。度重なる悪質なストーカーの存在を明かし、被害について告発しました。


米倉さんが投稿したストーカー被害についての告発(画像は米倉利紀Instagramから)

 8日にストーカーとみられる人物のSNSアカウントをまとめた画像を投稿し、拡散してほしいと呼びかけていた米倉さん。ストーカー被害は何年も前から続いており、500通以上の嫌がらせメールや不快な写真添付、ライブ会場や事務所、自宅への押し掛け、盗撮被害、盗撮動画の販売、SNSの書き込み、付きまとい、個人情報の漏えいといった被害の詳細を公表しています。

 また、加害者は逮捕・留置されていたそうですが「加害者の個人情報が守られるという日本の法律は何を意味するのでしょうか」「仕事、日常生活を奪われた僕はこの先も今の生活を続ける人生を生きていくのでしょうか」と怒りをあらわにしています。

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米倉利紀さん(画像は米倉利紀Instagramから)

 他にも、米倉さんは加害者のアカウントをさらしたことについて「SNSの使い方、このような不快な内容の投稿は本意ではありません」と強調。その上で「同じように苦しむ人達のために僕が出来ること、動き出せることがあると信じています」「仕返しではなく、撲滅の為です」と同じような被害に悩む人たちのためにしたことだと真意を説明しました。

 また、9日にはInstagramストーリーズとTwitterで「何度も被害届を提出していますし、二度の逮捕、勾留での刑事記録、全ての証拠メール(殺害予告を含む)、添付写真(手製の拳銃、盗撮写真など多数)、これまでの記録は警視庁と手元にあります」と悪質な被害内容についても告白。それでも同じ相手からのストーキング被害は続いており、弊害として“非常識な時間帯”の警察からの連絡の対応にも苦慮しているとも報告しています。

 声をあげた理由について「決して仕返したいわけでも騒ぎ立てたいわけでもない」と重ねて説明しながら、「何故、被害者に沈黙を求められ、加害者が自由に生きられるのか。今世の中で起こってる痛ましい数々の事件を二度と起こさないため、同じように悩む人たちのため、僕の日常と仕事を取り戻すために、みなさんのお力を借りして訴えているのです」と不公平な現状に苦言を呈しながら協力してほしいと呼びかけました。

 ファンからは「殺人予告まで、普通じゃ無いです」との心配や「本当に許せないです。何年も何年も!」と憤りをあらわにする声とともに、「信念を持って戦ってください、全力で支援します」というエールが届いています。

 米倉さんは1992年にシングル「未完のアンドロイド」で歌手デビューしたシンガー・ソングライター。1990年代以降は「KinKi Kids」「TOKIO」「SMAP」、和田アキ子さん、中山美穂さん、郷ひろみさんらに楽曲提供したりプロデュースを担当したり、また2008年からは俳優として舞台やミュージカルにも出演し活動の場を広げています。2023年にはデビュー31周年を迎え、現在はツアーのため全国で公演を行っています。

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