【漫画】猫が何度も鳴き続けていた理由とは？　キュンとする猫の真意に「可愛すぎて涙出た」「伝わってよかった」

　猫がおばあさんに一生懸命伝えようとしていたことは？　愛猫との難しくもいとおしいやりとりを描いた漫画がInstagramに投稿され、9万8000件以上の“いいね”を集めています。ねとらぼ生物部では今回、作者の湊文さんにお話を伺いました。

　おばあさんの愛猫「菊」ちゃんは、保護猫カフェ出身の女の子。ある日、菊ちゃんは「なーん、あーん」と、おばあさんに向かって何度も鳴いて、何かを伝えようと呼びかけていました。

　ごはんや遊びの催促かと思いましたがそうではなかったようで、一体何をしてほしいのかと考えるおばあさん。すると、菊ちゃんが再び「にゃーうー、なーんー」と鳴きながら、今度は別の部屋に移動します。まるで「こっちにきて」と言っているかのようです。

　菊ちゃんに付いていった先は、お布団がある部屋。どうやら「おばあさんに一緒にお昼寝してほしかった」ようで、菊ちゃんはおばあさんの横にピタリと寄り添います。そんなかわいい要求が分かり、おばあさんも笑顔に。「はいはい寝ましょうね」とやさしく愛猫をなでるおばあさんの姿と、願いをかなえた菊ちゃんの安心しきった様子に、見ているこちらも幸せな気持ちになります。

　コメント欄には「なんて可愛いお願いでしょう」「一生懸命伝えようとする菊ちゃんも、汲み取ろうとするおばあさんもお互い想い合ってて素敵」など和む声が寄せられた他、猫飼いさんから「（私も）ベッドに誘導されます」と共感する声も届いています。ねとらぼ生物部では今回、作者の湊文さんに菊ちゃんについてお話を伺いました！

作者・湊文さんへのインタビュー

――菊ちゃんはこのとき、どんな様子で“お願い”をしていたのでしょうか？

湊文さん：菊ちゃんは何かしてほしいときは訴えるように鳴きますが、通じないとちょっと間をあけて、また鳴いてと、とても根気強いところがあります。そして、してほしいことが通じると、すぐ鳴き止むのでとても分かりやすいのです。

――菊ちゃんの要求が何なのか分かったときの心境を教えてください

湊文さん：このときは一緒に寝たいだけだったのですが、でもそんなところが、とってもかわいいです。

――一緒にお昼寝してあげたときの菊ちゃんの様子を教えてください

湊文さん：やっと通じたと思ったのか、あんなに鳴いていたのに一瞬で大人しくなって、おすまししてなでられていました。

――最後に、今回の投稿に対する反響への感想、メッセージがありましたら

湊文さん：いつも漫画を見ていただいた方のコメントをうれしく読んでいますが、今回も「うちの猫も一緒！」「あるある」とたくさんコメントをいただき、とってもうれしく感謝しております。

（了）

　湊文さんは、Instagram（@sobun_nekomanga）とTwitter（@sobun_nekomanga）で菊ちゃんとの日常漫画や写真、動画を公開中。単行本『猫の菊ちゃん』や、かわいい菊ちゃんのイラストを使用したLINEスタンプ、SUZURIではTシャツなどのグッズを販売しています。

作品提供：湊文（@sobun_nekomanga）さん

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