顔には蜘蛛の巣、虫を食べて生きていた野良子猫を保護して2年 すっかり甘えん坊になった姿に幸せな気持ちになる
飼い主さんの保護猫活動のきっかけにも。
2年前に保護した子猫のビフォーアフターが、YouTubeチャンネル「くろついch」に投稿され話題になっています。動画は記事執筆時点で再生数5万9000回を突破。
話題となっているのは、2年前に保護され、「春馬」くんという名前をもらった猫ちゃんです。動画には、春馬くんが保護された当時から今までが記録されています。
春馬くんを保護した現飼い主さんは、約2年前の猛暑の日、ガリガリに痩せてひとりぼっちの野良子猫と偶然出会いました。大きな道路に近い場所だったので、いち早く保護したいと気は焦りますが、おやつを使っておびき寄せてもすぐに逃げてしまう子猫……。なんとかキャリーケースに入ってもらうまで3日かかったそうです。
保護した子猫の顔には蜘蛛の巣がかかっていました。どれほど長い時間、さみしさと飢えに耐えながらじっとしていたのでしょう。ケースに入ってくれた子猫を家に連れ帰ったものの、おびえていて、うなったり口を大きく開けたりして精一杯の威嚇をしてきます。
初めての環境に戸惑う子猫でしたが、疲れてしまったのか安心してくれたのか、ケージの中で眠そうにする姿も……。便の中には虫の羽や足などがたくさんあったそうですが、もう大丈夫! キレイなお水もごはんもたくさんあります。あとは新しい家族と新しいお家に慣れてさえくれれば……。
子猫は、2日目にはお顔を洗ったり遊ぶ余裕も見せてくれましたが、人が近付くとまだすぐに隠れてしまいます。しかし、飼い主さんの愛情を受けて、心を開いてくれるようになるにはそれほど時間はかかりませんでした。
なでられてゴロゴロと喉をならしてくれるようになり、1週間もするとケージ内で超リラックスして眠る姿が見られるように。このころ、ママさんの大好きな俳優さんと同じ「春馬」という名前もつけてもらいました。
偶然出会ったひとりぼっちの野良子猫を保護した日から2年。今では、すっかり大きくなり、飼い主さんに甘える表情からはとても幸せな毎日を送っていることが伝わってきます。保護したパパさん&ママさんは、これをきっかけに保護猫活動を決意したそうで、家族みんなにとって忘れられない2年間となりました。
動画には「やっと、撫でさせてくれた時、私も、もらい泣きをしました」「ビビりは変わらないけど優しくたくましい子に育ったね」「あんなに威嚇していたのにすっかり甘えん坊さんになって 幸せつかんでよかったね」と、保護当時から応援してくれている人からの温かなコメントが寄せられています。
春馬くんをきっかけに保護活動を始めた飼い主さんは、YouTubeチャンネル「くろついch」やX(Twitter)(@Plus02884271)で情報を発信しています。
画像提供:YouTubeチャンネル「くろついch」
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