記名式「Suica」「PASMO」カード、8月2日から一時発売中止　半導体不足のため（1/2 ページ）

　記名式のSuicaとPASMOのカードの発売が、8月2日から一時中止となります。期間は当面の間。

　世界的な半導体不足の影響によるもので、既に無記名のSuicaとPASMOのカードは6月8日から一時販売中止となっていました。

　JR東日本とPASMO協議会などによれば、カード製造メーカーと今後のカード製造計画について協議を継続しているものの、現時点でも状況は不透明とのこと。今後の定期乗車券などの新規発売、紛失時等の再発行サービス継続に必要な在庫を確保する必要があることから、今回の決定に至ったとしています。

　販売中止の対象となるのは記名式の「Suica」「モノレールSuica」「りんかいSuica」「PASMO」カード。既にSuicaを持っている乗客は通常通り、鉄道やバスの乗車、電子マネーの買い物に利用できます。モバイルSuicaやモバイルPASMOも通常通り利用可能です。