大人が本気で“知育菓子の大量生産”に挑んだ結果がためになる 工場レベルの本格分業でどこまで生産性を上げられる?(1/2 ページ)
製造時間の大幅削減に成功!
たくさんのパーツを組み合わせて食べ物を作り上げる“知育菓子”を効率的に生産できるか試みる実験動画がYouTubeに公開され、約7万9000件の“いいね”が集まっています。まるで工場のように効率化する様子はとても興味深いだけでなく、あえて無意味な生産性向上に挑戦する面白さが注目されています。
YouTubeチャンネル「ラムダ技術部(@yoidea)」が公開した動画「【大量生産】大人たちが本気で知育菓子を作った結果」では、ハンバーガーセットを模した知育菓子を大量生産する実験が行われました。素材を練り込んだり電子レンジで温めたりと複雑な工程があり、初見で作ると1箱完成するまでに23分かかったとのこと。完成までに手が掛かるので知育菓子としてはとても満足度が高い商品ですが、あえて短時間でたくさん作るための工夫をこらしていきます。
生産工程を検討するために、技術経営の専門家をゲストとして招待。製造過程を分解して、ボトルネックになる点を洗い出し、生産体制を検討していきます。16人の参加者を「ポテト-ケチャップ」「カット-チーズ」など、4つのチームに振り分けて作業を進めます。各チームには管理者が付く本格的な体制です。
各チームが作った素材が並べられ、最後に各人がパーツを手に取ってお菓子を完成させていきます。作った知育菓子の数は全部で20箱、かかった時間は52分でした。
最初にテストで1人分を作るのに23分かかっていたため、単純に計算すると1人で20箱作ると7時間40分かかります。分業によりかなりの時間を削減することに成功しており、生産性が向上することがよく分かります。とても高レベルな知育菓子の使い方かもしれません。
コメント欄には「視点が独特すぎるんよ。すき」「電子レンジがボトルネックになることを強調して設備投資の大切さを教えてくれる」など、独創的な実験を楽しむ声が寄せられています。ラムダ技術部では花火を撮影した場所を特定する実験など、リテラシーを高めてくれる役立ち動画や、独創的な発想の実験動画を公開しています。
画像提供:ラムダ技術部(@yoidea)
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