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定番の七味缶、注ぎ口の“アタリ”位置はどこ……? 老舗メーカーの細やかな工夫が「知らなかった」「人生の時間が節約できる」と話題(1/2 ページ)
メーカーの八幡屋礒五郎に聞いたところ、意図的な仕様とのことでした。
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上ぶたを回すと注ぎ口が露出するタイプの瓶や缶は、アタリの位置を探すのに難儀することがままあります。それがすぐ見つかるように工夫した、長野県の七味唐辛子メーカーの仕掛けがX(Twitter)で話題です。上ぶたの穴が、唐辛子の絵の上に来るよう回すと……。
話題の缶は、創業280年以上の老舗、八幡屋礒五郎の「七味唐からし」。缶の内側と上ぶたの、それぞれの穴が合うと中身が出てくる構造なのですが、実はこの穴、必ず「唐辛子のヘタ」の絵柄の上に来るのです。
この工夫に気付いたXユーザーのSen Ueno(@sen_u)さんは、「人生でこのフタを無駄に何回まわしたことか。この先の人生の時間を節約したな」と投稿。「知らなかった」「おかげさまで人生ここから節約できます」と反響を呼びました。手元にあった缶で試し、「本当だ!」と驚く人も見られます。
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「七味唐からし」に限らず、同社の他の調味料も穴はヘタの絵柄の上に来る
ねとらぼ編集部が八幡屋礒五郎広報担当に問い合わせたところ、缶の仕様は偶然ではなく、やはり意図的に工夫されたもの。「普段からお使いいただいているお客さまの中でも、穴の位置を意識されずにお使いになられている方は多いと思います」とのことでした。
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