遠野なぎこ、ある日の食事内容を「摂食障害の現実」と公開 「食べられるものを何とか食べる」「理解が広がりますように」(1/2 ページ)
摂食障害についての著作も出版している遠野さん。
俳優の遠野なぎこさんが8月23日にInstagramとブログを更新。遠野さんは15歳から摂食障害(e-ヘルスネット(厚生労働省))(※)と闘っていることを公表しており、食欲がない日の1日の食事量を公開しました。
7月28日、かねて寄せられていたサイズダウンしたことを心配する声に言及していた遠野さん。15歳から摂食障害と闘っていると明かし、ファンからの痩せを心配する声には「年齢的にも、どうしても目立つのです」としながらも「それでもね、この数ヶ月で3キロ位は元に戻せているんですよ」「なので、ご心配なく」と呼びかけていました。
また容姿について寄せられる“悪口”については「やめてね」「意地悪は悲しいよ」「誰だって、病気になりたくてなる人なんていない」とも。食べられるときには食べるようにしているとも明かしていましたが、「無理して食べると、あの“スイッチ”に襲われるから無理はしない」「普段から、出来るだけ心穏やかに。不安を取り除く生活を」となるべくストレスにさらされない生活を心掛けているとつづっていました。
その後、いつも通りおいしそうな手料理の写真や外食で撮影したメニューを投稿していた遠野さん。しかし8月23日にはトルティーヤ・チップスとサルサソース、タバスコの写真を投稿し「摂食障害の現実」「コチラが、今日の私の“ご飯”。1日量」とこの日は食欲がふるわなかったことを報告。「食べないよりは、食べられるものを何とか食べる」と精いっぱいの食事量だとも明かし、「ツラクナイ。ツラクナイ。共存のココロ」「理解が広がりますように 批判が無くなりますように」と摂食障害者のリアルな日常を知ってほしいと願いながら「かまってちゃんじゃない 我々は必死なの病と共存していく事に」と胸中を吐露しています。
遠野さんは2014年に自身の摂食障害や強迫性障害、身体醜形障害、そのほかの依存症などについてつづった著作『摂食障害。食べて、吐いて、死にたくて。』を出版。作中では15歳から過食症となり、一時期は70キロを超えていたことを明かしていました。
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