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軽井沢駅トイレでペーパーの蓋を空けたら感電 → 中には謎のコードが…… 管理者に理由を聞いた(1/2 ページ)

まさか感電するとは……。

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 JR軽井沢駅のトイレでトイレットペーパーホルダーの蓋を開けたら強い電気で感電した……7月25日にX(Twitter)で報告された体験談が物議をかもしています。ねとらぼ編集部では、投稿者と管理者に取材しました。

 投稿者はXユーザーのいたや(@AKAIWA8095D)さん。用を足した後、トイレットペーパーが切れたため、いたやさんが蓋を開けようとすると「かなーり強い電気で感電」したそうです。しかもペーパーホルダーは謎のテープでぐるぐる巻きにされており、謎のコードが壁から伸びていたといいます。


【画像】大量に引き出すと静電気が発生……? ※画像提供:いたや(@AKAIWA8095D)さん

【画像】問題のペーパーホルダー ※画像提供:いたや(@AKAIWA8095D)さん

 トイレの張り紙には「大量に引き出すと静電気が発生する可能性がある」との注意書きが。投稿には「ペーパー持ち去りの防止で管理者が電気を流しているのでは?」といったユーザーからの憶測の声も寄せられました。

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 果たして実情はどうなのか。ねとらぼ編集部は当事者のいたやさん、駅トイレ管理者の軽井沢町地域整備課双方にお話を聞きました。

投稿者インタビュー

―― トイレ内に何か特別変わったところはありましたか?

いたやさん: 他の個室は見てないので状況は分かりませんが、至って普通のトイレだったと思います。場所は軽井沢駅の観光案内所と喫茶店がある側の男性用トイレでした。

―― 感電したときの率直な感想を教えてください。

いたやさん: 感電した時の感想としては、最初は事態が飲み込めずありのまま感電して笑うしかなかったですね(笑)。大体2~3秒くらいは感電しました。感覚としては温泉施設とかにある電気風呂に近く、痛いというより「ここで電気風呂を味わえるなんて素晴らしい」という感じでした。

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 ただ、トイレットペーパーを回さずに蓋を開けた時は感電しなかったので、ペーパーを使うということに何らかの発動条件があるのかもしれません。


 

 いたやさんによると、大事には至らなかったとのことですが、ではどうして感電してしまったのでしょうか。駅トイレ管理者の軽井沢町地域整備課は次のように回答しました。

管理者インタビュー

―― 投稿者によると「ペーパーホルダーは謎のテープでぐるぐる巻き、そして謎の緑コードが壁から伸びている」とのことですが、感電する理由については見当がついているのでしょうか。

軽井沢町地域整備課: 本件のトイレは軽井沢駅3階の男子トイレ個室になります。施設管理者側にて業者による調査を行いましたが、漏電等の異常は見つかっておらず、はっきりとした原因は現時点では不明となっております。このような事例を防ぐため、張り紙、ペーパーホルダーにガムテープを貼る、アース線を取り付ける措置を講じました。

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 アース線などの措置をしても静電気が発生するとの声がありましたので、現在はプラスチック製のペーパーホルダーへ交換を行い、検証を行っているところでございます。

―― 以前から感電した声が寄せられたことはあったのでしょうか?

軽井沢町地域整備課: 把握している限りでは数件寄せられています。今年の4月ごろから投稿のような感電事例が発生しており、原因究明と対策を進めています。

―― 他のXユーザーから「紙の消費や盗難を防ぐために電気を流しているのでは?」との声がありましたが、その点についていかがでしょうか。

軽井沢町地域整備課: そのようなことは一切ございません。

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 7月28日時点で「現在原因究明中」と語った軽井沢町地域整備課。8月25日時点で再度問い合わせたところ「プラスチック製のペーパーホルダーへ交換を行ったところ、その後は特に静電気が発生するといった問い合わせはいただいておりません」との回答がありました。

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