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赤ちゃんの“自然な歌声”で作曲した「喃語協奏曲」公開 赤ちゃん向け番組「シナぷしゅ」の新コーナーに(1/2 ページ)

編集していない赤ちゃんたちの声による“協奏曲”です。

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 乳児が発する声「喃語(なんご)」を組み合わせてひとつの楽曲にした「ベビートーベン 喃語協奏曲」が、テレビ東京系列で放送中の番組「シナぷしゅ」内の新コーナーとして放映開始されました。番組の公式YouTubeチャンネルでも“赤ちゃんが喜ぶ歌”として公開中です。

「シナぷしゅ」公式チャンネル「ベビートーベン 喃語協奏曲」
赤ちゃん向け番組「シナぷしゅ」内の新コーナーとして誕生

 同楽曲は「0歳児が歌ううた」として企画され、赤ちゃんたちの声は音楽都合による編集(声のピッチを変えたり、波形をいじったりなど)は行わず、そのままの“歌声”を使用しています。

 作曲を担当した秋田茉梨絵さんによると、スマホで録音した娘さんの喃語を聞いていたある日、そこにメロディのようなものを感じて試しにピアノで伴奏をつけてみたところ、歌っているのだと感じられたそうです。さらに友人たちに協力してもらい、ほかの赤ちゃんの声も音楽に乗せてみたそうで、その結果「言葉がまだわからない赤ちゃんたちも、歌(のようなもの)を楽しんでいるのだという確信を強めました」とのこと。

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「ベビートーベン 喃語協奏曲」映像中のワンシーン

 レコーディングに参加したのは、作曲した秋田さんの2人の娘さん、テレビ東京統括プロデューサー・飯田佳奈子さんの娘さん、アニメーション制作/映像ディレクションを担当した鈴木友唯さんの息子さんが結集した「シナぷしゅベイビーズ」。スマホのボイスメモ機能を使い、かわいらしい“歌声”がそれぞれの自宅で録音されました。

 楽曲に合わせて制作されたアニメーションは、キャラクターのフォルムやデザイン、色合いや動きなどにこだわり、ピュアで一生懸命な歌を表現すべく試行を重ねて完成。手描きのあたたかみを感じる映像作品となっています。

 プロデューサーの飯田さんは、「テレビの前の赤ちゃんが、『喃語協奏曲』を聞きながら喃語を発して、その声が折り重なって、それぞれのご家庭でまた新しい『喃語協奏曲』が生まれたらおもしろいなと期待しています」とコメントしています。

ドローイングアンドマニュアル社のアートディレクター・鈴木友唯さん
アニメーションの制作過程
アニメーションの制作過程
完成までの絵コンテ
完成までの絵コンテ

(C)TV TOKYO

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