ニュース

現代の職人さんが再現した「明治後期~昭和初期のケーキ」が話題に 創業220周年を迎えた京都の老舗和菓子店が実施(1/2 ページ)

どちらもステキです。

advertisement

 明治後期から昭和初期のレシピを再現。京都の老舗和菓子店「亀屋良長」が作ったケーキの写真が、X(旧Twitter)で約1万件のいいねを集めるほど話題になっています。

 亀屋良長が創業220周年を迎えたことを記念して、同店に伝わる「見本帳」に描かれている商品の再現にチャレンジ。8代目店主・吉村良和(@yoshimura0303)さんによると、再現したケーキは明治後期から昭和初期の見本帳に登場するもので、「亡くなった祖母によると昔の職人は、ケーキが作れたとのこと」とポスト。実際にたくさんの西洋菓子のレシピが載っており、新しい素材や技術を取り入れたりと、いろいろチャレンジしていたことが伺える内容に「先人の姿勢には頭が下がると同時に勇気が出ます」とコメントしています。

こちらが見本帳に描かれた絵
再現したケーキ

 いまでは手軽に入手できる砂糖ですが、当時は高価な調味料でした。そのため見本帳に描かれた絵を参考にしてお菓子を選んでもらい、受注生産・オーダーメイドという形で販売していたのだそうです。

advertisement

 そんな見本帳と現代の職人によって再現されたケーキに、X(Twitter)では「絵も実物もなんと美しいこと!」「デザインがすごく素敵!明治時代にこんなお洒落なお菓子があったとは」「見本帳は本当に何にも代え難い宝ですね。そしてそれを再現されるお気持ちと技に、本当に頭が下がります。感動しましたー!」など、驚きや感動の声が寄せられています。

 当時のケーキについて、吉村さんは「中身はスポンジのようなものだったと思います」とのこと。また、クリームはバタークリームで、銀色のアラザンは「明治の後半にはあったようです」と過去にX上でコメントしています。

配合帳の一部も公開されています(※こちらのポストは2021年のもの)
別のお菓子も再現しています

画像提供:亀屋良長店主・吉村良和(@yoshimura0303)さん

       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. ヤフオクで出品されていた「20万円の引退品」→開封すると…… “まさかの中身”に賛否 「ゾッとしたわ…」「しゃーない」
  2. 「やりすぎだろ」 M-1王者が通販サイトでの「非公式グッズ」販売に抗議…… 運営謝罪「申し訳ございませんでした」
  3. 毛糸で作ったお花を200個つなげると…… “圧巻の防寒アイテム”完成に「なにこれ作りたい……!!」「美しすぎる!」と100万再生【海外】
  4. 「バグってる」 シャトレーゼの“864円で買える”「1人用クリスマスケーキ」に大絶賛の声 「企業努力すごい」
  5. 「思わず泣きそう」 シャトレーゼの“129円クリスマスケーキ”に衝撃 「すごすぎない!?」「このご時世に……」
  6. 辻希美&杉浦太陽、家族6人でクリスマスに豪華料理 長女・希空が作った“プロ級のケーキ”も…… 「凄くいい時間だった」
  7. そば屋の看板のはずが…… 雪で“別の店”みたいになってしまった光景が北海道の豪雪のすさまじさを物語る
  8. 幼少期から“ディズニー”大好きな2人→25年後…… まさかまさかの“現在”が話題 「映画のワンシーンのよう」
  9. 「言葉が出ない」 TDL「スペース・マウンテン」現在の状態は…… 変わり果てた“衝撃的な姿”が423万表示
  10. ホロライブ・鷹嶺ルイ、クリスマスイブに“悲しすぎる理由”で配信を終了し泣く 「そんなことある?」「悲しいエンディングでしたね…」