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日本各地に潜む首切螽斯(クビキリギス)にかまれた結果 「マジでヤバイ」「ちぎれても離さない」血吸いバッタに注目集まる

「首切」という名の真相に迫る!

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 YouTubeチャンネル「平坂寛」に、世にも恐ろしい名前を持つキリギリスの1種、“首切螽斯(クビキリギス)”にかまれた様子が投稿されました。記事執筆時点で動画は40万再生されています。


命が危ない!!

 投稿主である平坂寛さんは、あらゆる生物が大好きな生物ライターさん。生物にかまれたり刺されたり挟まれたりと、体を張ってその生物の魅力を伝えています(関連記事)。


今回はクビキリギスを紹介してくれるとのこと、楽しみです

クビキリギスを発見しました!

 そんな平坂さんは今回、「クビキリギス」というキリギリスを紹介。なんとも恐ろしい名前の昆虫ですが、この名前は“他の昆虫や小動物の首を切ってしまう”という意味ではなく、“自分の首を切ってしまう”という生態から付けられたのだとか。自分の首を切ってしまうとは、一体どういうことでしょうか……?

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幼虫の姿もありました、かわいい

脚が曲がってしまっている個体の姿も

 平坂さんによるとクビキリギスはとても気性が荒く、力が強いとのこと。そのため何かにかみつくと首がちぎれても離さないのだとか。自分の命よりも相手にかみつき、攻撃することを優先するなんて、そんなことある……!?


つぶらな瞳がかわいいです

 クビキリギスはキリギリスの中でも体が大きいほうだそうで、顔はかわいいもののあごはかなりシャープで大きく、見るからにパワフルです。それでは早速クビキリギスにかみついてもらい、そのパワーと“首切”という名の真相を究明していきましょう。


いててて……

元の姿と比べてみると、首がすごい角度になっています

“首切”という名の真相が明らかになりました

 実際にかまれてみると、数多くの生物にかまれてきた平坂さんでも大きな声が出てしまうほど痛みが強い様子。そしてあごの力が猛烈に強いことはもちろん、かみついているときに引きはがそうとすると首が不自然に伸びている様子が確認できました。どうやらクビキリギスはかむ力と首の強度のバランスが悪いようです。


確かに血を吸っているようにも見えます

 なおクビキリギスには「血吸いバッタ」という別名があるとのこと。これはあごが血で染めたように赤いこと、まるで血を吸っているようにしがみついて離れないことが由来となっていて、実際に血を吸うことはないといいます。

 今回平坂さんが何度かかまれて検証した結果、大体かんでから10秒くらいすると離してくれることが分かりました。無理に引きはがそうとするとムキになって抵抗してくるそうなので、クビキリギスにかまれてしまったときはクビキリギスの名が体を表すような事態にならないよう、慌てず騒がず自然と離してくれるまで待ってあげたいですね。

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最後にリリース、実験に協力してくれてありがとう!

 平坂さんはYouTubeチャンネル「平坂寛」とX(Twitter/@hirahiroro)で、さまざまな生きものに関する情報を発信中。生物について楽しく学びたい人は、遊びに行ってみるとよさそうです。

日本最大級のキリギリス、カヤキリにかまれてみた
沖縄で日本一でっかいクモにかまれてみた
ノコギリガザミにはさまれると大変なことになる件について

画像提供:YouTubeチャンネル「平坂寛

三日月 影狼

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