子育て世代の悩みから誕生 “前後どちらでもはける”しまむらの子ども用レギンスに「天才」「助かる」と称賛(1/2 ページ)
前後どっちでもはけるレギンスには、両側に「どっちもせいかい」のタグがついています。
しまむらが販売している“前後どちらでもはける”子ども向けのレギンスが「天才」「ありがたい」と子育て中の人を中心に称賛の声が上がっています。開発の背景について取材しました。
話題になっているのは、しまむらの「ラクっと!お手軽パンツ」シリーズのベビーレギンス。前後どちらの向きでもはけるようになっており、両側に「どっちもせいかい」のタグがついています。
慌てて前後逆にはかせてしまった、子どもが一人ではけたのに前後逆だったのでやり直し……といったことがなくなるとSNSでは好評。特にイヤイヤ期の子どもは、はき直させようとすると嫌がるので助かるとの声が寄せられています。このレギンスが生まれた背景などについて、しまむらに聞きました。
「前後どちらでもはける」というコンセプトは、同社が2023年に始めたInstagramアカウント「しまママ」で、子育て世代から悩みを聞く中で生まれたといいます。
- 朝の忙しい準備でのお着替えが大変
- 保育園から帰ってくると前後逆に服を着ている
- なんでも自分でやりたい! という時期の子どもを応援したい
という意見が多く上がり、それをもとに、ママ・パパの時短やストレス軽減と、子どもを応援するためのアイテムとして前後どちらでも履けるレギンスを開発したとしています。
コンセプトを実現するにあたり、3Dパターンを使ってどこに負担がかかっているかを計算しながら、前後どちらで履いても着心地のいいパターン作成。ストレッチ性や毛玉になりにくい機能もつけており、着替えのラクさやお手入れのラクさにもこだわったと同社は説明しています。
ステキだとの声も多い「どっちもせいかい」のタグについては、「ご家庭にたくさんある子ども服のなかから見つけやすくするため、お子様にズボンを履かせるときの目印として、『どっちもせいかい』というタグを前後両方につけました」とのこと。
売れ行きは「非常に好調」とのことで、現在は冬物も投入。同社がInstagramの「しまママ」で商品モニター企画を実施したところ、「自分で履きたがるのに必ず前後が逆になるから私は気になって履かせ直しをするんですが、やり直しさせるとめちゃくちゃ怒るんです。そういったプチストレスを抱えることなく履けるのはめちゃめちゃありがたいです」「『どっちもせいかい』タグに感動してしまいました! 上2人のときに履いたパンツを履き直しさせることが頻繁にあったので、あの頃にこのアイテムがあったら…って思わずにはいられませんでした!」などの反響が寄せられたといいます。
前後どちらでもはけるレギンスは、90センチと100センチの2サイズで、649円(冬物の裏シャギーは759円)で販売されています。
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