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コールドプレイ、ジャカルタ初公演の直前に抗議デモ “LGBT”支持に一部団体「若者を堕落させる」「我々は拒否する」(1/2 ページ)

ツアーでアジア各地を巡っているコールドプレイ。

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 英ロックバンド「コールドプレイ」が11月15日に初のコンサートを行うインドネシアの首都・ジャカルタで、イスラム主義の保守強硬派団体などが中止を求めてデモを開催。海外メディアによると、バンドが性的少数者(LGBT)を支持しているとし、大勢のデモ参加者が「若者を堕落させる」などと抗議したもようです。


リードボーカルのクリス・マーティン(画像はコールドプレイ 公式Instagramから)

 2023年11月6日~2024年2月4日にかけてアジア・オーストラリアを巡るツアーを開催しているコールドプレイ。東京をはじめ台湾・カオシュン、オーストラリア・パース、タイ・バンコクなどを訪れる予定で、15日のジャカルタ公演を含むすべての地域のチケットが完売する盛況ぶりです。

 コールドプレイといえば、2022年のグローバルツアー上、持続可能で低炭素なツアーを目指すとの方針を打ち出したことで話題に。ボーカルのクリス・マーティンはこれまでの公演で、LGBTQの人たちの象徴であり、その支持を表明するレインボーフラッグを振ったことで知られています。

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東京公演でのコールドプレイ(画像はコールドプレイ 公式Instagramから)

 しかしインドネシア・ジャカルタでは、バンドがLGBTを支持しているとし、一部の団体が主催する抗議デモが11月10日に発生。

 米メディア「ABCニュース」は100人以上のイスラム教徒が参加したと報じており、「我々はコールドプレイを拒否する」「この国の若者を堕落させる可能性があるコンサートから守らなければならない」といった参加者の声を取り上げました。

 デモを主催したのは、2020年に政府から活動禁止の措置を受けた団体「イスラム防衛戦線」の流れをくんだ組織など。同団体は2012年に露出度の高い服装や楽曲の歌詞の内容に問題があるとし、米歌手レディー・ガガの公演を中止に追い込んでいます。


ライブ会場で観客がバイクで自家発電する取り組みも(画像はコールドプレイ 公式Instagramから)
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