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OpenAIのCEOを解任されたサム・アルトマン氏、2日後に米Microsoftに入社(1/2 ページ)

共同創業者であるグレッグ・ブロックマン氏もMicrosoft入り。

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 ChatGPTを手がける米OpenAIのCEOを解任されたサム・アルトマン氏が、2日後に米Microsoftに入社すると発表しました。

 OpenAI取締役会は米国時間11月17日に、アルトマン氏がOpenAIを率い続ける能力をもはや信じられないとして、同氏の解任を発表。同氏と同じく共同創業者であるグレッグ・ブロックマン氏についても、取締役を解任し、社長として留任させると明らかにしました。

 ブロックマン氏はその後自身のX(旧Twitter)アカウントで、同氏もアルトマン氏も「ショックを受け悲しんでいる」「何が起きたか理解しようとしている」と投稿。それぞれ、OpenAIの首席研究者イリヤ・スツケヴェル氏から連絡を受け、解任を告げられたと経緯を説明しました。ブロックマン氏はOpenAIを辞めたとも明かしています。

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 その後、Microsoftのサティア・ナデラCEOが19日(米国時間)、アルトマン氏とブロックマン氏が同社に入社し、新しいAI研究チームを率いると発表。アルトマン氏はナデラ氏の投稿を引用リポストして「ミッションは続く」とコメントし、ブロックマン氏は「新しいものを作る。信じられないようなものになりだろう」と述べています。

 MicrosoftはOpenAIと提携関係にあり、2023年1月には複数年にわたってOpenAIに数十億ドル規模の投資を行うと発表しています。ナデラ氏は、OpenAIとの提携にについて「依然としてコミットしている」と述べています。

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