ニュース

劇団東宝現代劇の丸山博一さんが腎不全で逝去 「放浪記」で森光子さんと共演、75人の会4年ぶりの活動再開間近に

88歳でした。

advertisement

 「放浪記」など数多くの東宝演劇や東宝ミュージカルに数多く出演した、劇団東宝現代劇所属の俳優、演出家の丸山博一さんが、腎不全のため9月29日に亡くなりました。88歳でした。


森光子さんと丸山さん

 丸山さんは、森光子さんが作家・林芙美子役を演じた舞台「放浪記」の初演(1961年)に、詩人仲間の上野山役として出演。東宝製作の演劇やミュージカルに数多く出演し、第8回(1982年度)の菊田一夫演劇賞演劇賞を受賞しました。


丸山さん

 近年では、ミュージカル「ジキル&ハイド」「ミー&マイガール」、帝劇開場100周年記念作品「風と共に去りぬ」や、「劇団東宝現代劇75人の会」の舞台に出演と演出で参加していましたが、2019年の公演を最後に、新型コロナ禍の影響で、会の活動も中断していました。

advertisement

 12月21日、22日に、劇団東宝現代劇75人の会として4年ぶりの活動となる「菊田一夫没後50年 リーディングの会」で、菊田作品を2作上演するうちの「夜汽車の人」の構成、演出を担当することになっていました。

 丸山さん自身も意欲をもって構成にあたっていたとのことですが、けいこを目前に控えた11月、本人と連絡がつかないため、劇団員が家族に確認をしたところ、9月29日に都内の自宅で腎不全にて亡くなっていたことが分かりました。なお、葬儀は家族で執り行われました。

 「夜汽車の人」は、丸山さんによる構成のもと、劇団東宝現代劇の横澤祐一さんが演出を手掛けるとのことです。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
本記事は制作段階でChatGPT等の生成系AIサービスを利用していますが、文責は編集部に帰属します。

記事ランキング

  1. 高校3年生で出会った2人が、15年後…… 世界中が感動した姿に「泣いてしまった」「幸せを分けてくださりありがとう」【タイ】
  2. そうはならんやろ “バラの絵”を芸術的に描いたら……“まさかの結果”が200万再生 「予想を超えてきた」【海外】
  3. 「猛犬注意! 触らないでください」と貼られたフェンスをのぞいたら…… 吹き出し注意の光景に「ちょっと!www」「休憩中?」
  4. 100均の紙粘土でこのクオリティーを!? 『ファイブスター物語』のモーターヘッドを制作、野生の原型師に称賛
  5. 100均のクッションゴム、まさかの使い方に目からウロコ 家中の“プチストレス解消法”に「思いつかなかった!」「これはすごい」
  6. 「とんでもなく遠い」 空港に向かうドライバーを絶望させる“衝撃の標識”が話題 「なぜそこに」「飛行機が必要そうな距離」
  7. 「やば絵文字」見つけた―― LINEで送られてきた“見たこともない絵文字”の正体が予想外 「え、ほしい」「どうやって使うんや」
  8. 88歳女性「誰もしてないようなメッシュにしたい」→驚がくの大変身が850万再生 「どぅえええええ?!」「カッコ良すぎて憧れます」
  9. フーセンガムの「あたり」を磨き続けたら…… “とんでもない発想”が斜め上すぎる 「もうええやろw」「今までで一番理解できない」
  10. 仙猫カリン様そっくりだった子猫、3年後には…… 「本物だ」「想像以上にカリン様」と反響を呼ぶ成長っぷりが10万いいね