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降谷建志、チバユウスケさんとの“最初と最後の会話”を回顧「新しいヒーローになんなって」 人柄伝わるエピソードに「涙が溢れそう」(1/2 ページ)

偉大な先輩の死を哀悼。

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 ロックバンド「Dragon Ash」のボーカル、“Kj”こと降谷建志さんが12月5日にInstagramを更新。食道がんにより55歳で亡くなった「The Birthday」ボーカル兼ギタリストのチバユウスケさんを追悼し、生前最後の会話を振り返りました。


降谷さんが投稿したチバさんの姿(画像は降谷建志Instagramから)

チバさんの人柄が伝わる当時の会話を回顧

 胸元を大きく開けた柄シャツにラフなジャケットを合わせたサングラス姿のチバさんの姿を投稿した降谷さん。「2001年、くわえタバコで缶ビール片手にロックフェスの袖ウロウロしてさ、駆け出しの小僧の俺の頭クシャってして“お前はヒロト君にならないでいいから新しいヒーローになんな”って言ってくれた。それが最初の会話……」と、当時絶大な人気を誇っていた「↑THE HIGH-LOWS↓」(2005年から活動休止中)の甲本ヒロトさんを引き合いに出してチバさんから励まされたことを回顧しました。

 また、「去年親父が他界した直後のロックフェスのバックステージ、くわえタバコで缶ビール片手に肩ぶつけて来てさ、“イェーィ元気?” ってわざわざ声掛けに来てくれた。それが最後の会話……」と、2022年9月にともに出演した音楽フェス「JOIN ALIVE」での最後の会話も振り返っています。

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降谷建志さん(画像は降谷建志Instagramから)

 ありし日のチバさんの元気な姿を思い起こした降谷さんは、「そっちで大好きなギタリストと大好きなバンドマン達と大好きな音楽鳴らして下さい。いつか聴きに行くんで、その時はまた同じ様に、くわえタバコで缶ビール片手に声掛けて下さい」と天国に思いをはせながら、「本当にお疲れ様でした」「ありがとうございました」と感謝を伝えました。


ステージに立つ生前のチバさん(画像はThe Birthday Instagramから)

 ファンからは「素敵なロックスターたちが……次々と……何故神様はこんなに意地悪なんでしょう」「素敵な会話で涙が溢れそうです」とチバさんの早い死を悲しむ声とともに、降谷さんが11月にパニック障害だと診断されていたことを公表していたことから「体調は大丈夫ですか? 無理しないでしっかり休んで下さい」「kj元気にみんなの分も生きて音楽を鳴らし続けて」と体調を気づかう声が寄せられています。

食道がんを公表してから7カ月後の訃報

 チバさんは1991年から2003年まで「THEE MICHELLE GUN ELEPHANT」のボーカルとして活動しており、2006年に「The Birthday」を結成。最近では、2022年12月に公開された映画「THE FIRST SLAM DUNK」のオープニング主題歌「LOVE ROCKETS」で話題を呼びました。

 2023年4月には食道がんの治療に専念するため休養するとしていましたが、12月5日に「The Birthday」公式SNSが「11月26日に家族に見守られ穏やかに息を引き取りました」と発表。多くのファンや著名人が哀悼のメッセージを発信しています(関連記事)。

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