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「X JAPAN」YOSHIKI、急逝のHEATHさん追悼で謝罪 別れの場で「望みを叶えられなかったのは全て自分の責任」(1/2 ページ)

Toshlさん、PATAさん、SUGIZOさんもコメント。

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 ロックバンド「X JAPAN」のYOSHIKIさんが11月11日にInstagramを更新。10月29日に死去した同バンドのベーシスト、HEATHさんへの追悼の思いをつづっています。HEATHさんは6月に病院の検査で大腸がんが発見され、10月に容体が急変。入院先の病院で息を引き取りました。

YOSHIKIによるHEATHへの追悼文
YOSHIKIさんの追悼文(画像はYOSHIKI 公式Instagramから)

 YOSHIKIさんは黒地に白文字で日本語と英語の追悼文を投稿。「まだ気持ちの整理がつかず、どう言葉にすればいいのかわかりません。YOSHIKIとしてのコメント、そしてX JAPANのリーダーとしてのコメントをどのように区別すれば良いのかもわかりません」としたうえで、「NYでの公演とイベントを終えた直後に、HEATHの訃報を聞きました。HEATHに会いに行くため、東京へ飛びました」と訃報を聞いたときの様子を伝えます。

 さらに、HEATHさんが1992年にバンド加入してからのことを振り返り、「彼はいつも最善を尽くして、X JAPANを支え続けてくれました」「彼は、バンドのメンバーとしても、人としても、本当に最高のベーシストでした」と称賛。8月20日に開催したYOSHIKIさんのディナーショーが一緒に立つ最後のステージになったことにも触れています。

喪服姿のYOSHIKI
11月3日の投稿「身内に不幸があり、自分の判断で急遽日本に戻って来ました」(画像はYOSHIKI 公式Instagramから)

 YOSHIKIさんは、「HEATHの望みを叶えられなかったのは、全て自分の責任です。最後のお別れの場で、HEATHに謝りました。YOSHIKIとしては、あまりの悲しみで身も心もボロボロで今は言葉が上手くまとまりません」と現在は悲しみに打ちひしがれていると説明。

 「ただ、バンドのリーダーとしては、最後に果たさなくてはいけない責任が残っています」とし、「『しんみりしないでください。明るく楽しく見送っていただきたい』『メモリアルコンサートをYOSHIKIさんにやっていただきたい』これは、ご遺族より預かったHEATHからの言葉の一部です」と、生前のHEATHさんから託された願いを明かします。

 YOSHIKIさんはこれから親族の方たちと話し合い、その願いを実現させるつもりだそうです。最後に、「HEATH、今までありがとう。そして、安らかに眠ってね。またいつか、一緒に音楽を奏でようね」と結んでいます。

 深い悲しみが伝わってくる追悼文に対しコメント欄にはHEATHさんの死を悼む声の他、「どうか、YOSHIKIさんがお元気でいらっしゃることで 大切なHEATHさんを安心させてあげてくださいね」「余り自分を追い込まないで下さいね」「YOSHIKIさんも体調に気を付けてご自愛ください」などYOSHIKIさんを気遣う声も多く寄せられました。

HEATH
HEATHさん(画像はHEATH公式サイトから)

 YOSHIKIさんの他、X JAPANのメンバーであるToshlさんPATAさんSUGIZOさんもそれぞれ追悼のコメントをしています。

他のメンバーのコメント

Toshiさん

今は想いをとても言葉にすることができません。HEATH心からありがとう。

PATAさん

残念すぎるよ。まだ一緒に演りたかったな。俺は、もーちょっと頑張るから応援してくれ。ただ今は、安らかに。

SUGIZOさん

かけがえのない盟友、HEATH。信じられない。ずっと闘病していたなんて。突然逝ってしまうなんて。心が張り裂けそうです……。バンド仲間として出逢って32年、バンドメイトとなって15年。君との時間は眩い思い出ばかり。
また一緒にステージに立ちたかった。続きの景色を見たかった。君は誰よりもストイックで、鉄壁で、孤高のベースプレイヤーだった。リスペクトしかなかった。かけがえのない盟友、HEATH。1年前、最後に一緒に立ったステージは生涯忘れない。
長い間本当にありがとう。そして本当にお疲れ様。どうか安らかに……。いつか、そちらでまた一緒に音出そうね。

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