米アラスカ航空の旅客機、飛行中に機体の一部吹き飛び緊急着陸（1/2 ページ）

　米アラスカ航空の旅客機が、離陸直後に緊急着陸しました。機体の一部が吹き飛んだとされています。

　問題が発生したのは米国時間1月5日にポートランドからオンタリオに向かって離陸した1282便。アラスカ航空によると、離陸直後にインシデントが発生し、乗客171人、乗員6人とともに安全に空港に引き返したとのこと。CNNは乗客が「突然窓が吹き飛んだ」と語ったと伝えており、海外メディアが報じた映像では、機体の窓がなくなっている様子が確認できます。

　FAA（米連邦航空局）は、当該の機体が「乗員が加圧の問題を報告したあとに安全に空港に戻った」としています。

　当該の機体はボーイング737 MAX 9型。アラスカ航空は、予防措置として同型機65機を一時的に着陸させており、メンテナンスと安全検査が終わり次第運航再開するとしています。検査の完了には数日かかる見込み。

　同社はボーイング、当局と協力して調査と行うとしており、影響を受ける乗客には公式サイトでキャンセルや変更の対応を案内しています。