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未成年人身売買の“エプスタイン事件”、関連文書に名前記載のキャメロン・ディアスが初コメント「いかなる関わりを持ったこともありません」(1/2 ページ)

名前が出ても交友があるわけではない。

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 故ジェフリー・エプスタインの事件に関連する法的文書がこのたび公開され、名前が載っていた米俳優のキャメロン・ディアスが1月5日に初めて口を開きました。代理人を通す形で、自身とエプスタインとの交友関係を完全否定しています。


代理人を通しコメントを出したキャメロン(画像はキャメロン・ディアスのInstagramから)

生前のエプスタインの口から何人ものセレブの名

 この事件は、米富豪の故ジェフリー・エプスタインが未成年の性的人身売買で起訴され有罪判決を受けたもの。世界を震撼(しんかん)させる事件の中心人物となったエプスタインは2019年8月、当時拘留されていた拘置所内で自殺しています。


米国犯罪史にその名を刻むこととなったジェフリー・エプスタイン(画像はYouTubeから)

 1月3日から順次公開されている一連の文書は、事件の被害者ヴァージニア・ジュフリーが2015年、エプスタインの元恋人で共犯とされるギレーヌ・マクスウェルに対し起こした訴訟に関連するもの。これまでは文書内の個人名が伏せられていましたが、ロレッタ・プレスカ連邦地裁判事の命令により一部被害者の名前などを除き無編集で公開されるはこびとなりました。

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 キャメロンの代理人は文書公開後の5日に各メディアへコメントを発表。「ジェフリー・エプスタインに会ったことがなく、彼が彼女の名前を口にしたり彼女を知っているとほのめかしたりといった事実があろうがなかろうが、同じ場所にいたこともいかなる関わりを持ったこともありません」と交友を完全に否定していました。

 当該文書はエプスタインの行動や言動についての詳細がわかるものですが、ある人物の名前が出てきたからといって不正行為を行ったわけでも交友関係があったと確定されるわけでもありません。キャメロンの名前が取りざたされたのは、エプスタインがキャメロンをはじめとするセレブと交友関係があると自慢していたという告発者の証言によるものです。

 名前が挙がっているセレブはキャメロンだけではありません。エプスタインが頻繁に電話していた相手について、「レオナルド(・ディカプリオ)だった」「ケイト・ブランシェットだった」「ブルース・ウィリスだった」など、多くのハリウッドスターと親しい間柄にあるかのように名前を出したとされる証言も今回確認されています。なお、証人はいずれのセレブにも会ったことはないとしています。

“写真流出”のナオミ・キャンベル「彼のしたことは弁明の余地ない」

 なお本件に関し、モデルのナオミ・キャンベルはエプスタインらと一緒に写っている写真が流出していましたが、2019年のYouTubeインタビューでエプスタインのしていたことは一切知らなかったとしています。


一緒に写っている写真が報道されたナオミ・キャンベルは涙ながらにコメント(画像はYouTubeから)

 当人の話によると、2001年に31歳の誕生日パーティーを開いた際、元恋人の実業家フラビオ・ブリアトーレの紹介でエプスタインに会ったといい、「彼のしたことは弁明の余地もないし、彼のしたことを知ったときにはほかの人と同じように胃が痛くなった」と声を詰まらせながら語っていました。

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2019年にナオミ・キャンベルが公開したインタビュー
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