「性犯罪に関するうわさを見過ごすことはできない」 ジャスティン・ビーバー、2014年の性的暴行疑惑を否定 ネットで賛否分かれる(1/2 ページ)
ジャスティンのアリバイを信じるファンたちと、被害者の告発を尊重すべきという意見で議論が過熱。
カナダ出身の歌手・ジャスティン・ビーバーが6月21日(現地時間)、2014年から2015年にかけてジャスティンから性的暴行を受けたというある女性の告発をTwitter上で否定。「性犯罪に関するうわさを見過ごすことはできない」とし、法的措置も辞さない考えを宣言しました。ネットでは、ジャスティンのアリバイを信じるファンたちと、被害者の告発を尊重すべきという意見で議論が過熱しています。
発端となったのは、ダニエルと名乗る女性がTwitterに投降した内容。このTwitterユーザーは、2014年3月9日にテキサス州のホテルで、ジャスティンから合意のない性行為による性的暴行を受けたと告白。その後、他の女性からも匿名で、2015年にニューヨーク市内のホテルで同様の被害を受けたと告発が寄せられました。
これを受け、ジャスティンはTwitterで女性の告発を否定する旨を複数投稿。「うわさはうわさにすぎないが、性犯罪に関するうわさを見過ごすことはできない」とし、「はっきりさせておくが、その日、その場所にはいなかった」「その日はSXSWのショーで数曲歌ったあと、当時ガールフレンドだったセレーナ・ゴメスと一緒にいた」と2014年の同日、告発にあるような行動はしていないことを説明。これを裏付けるように、同日、セレーナと人混みの中を歩く写真や、チェックイン時間の記されたホテルのレシートなどを公開しています。
最後にジャスティンは「全ての性被害の告発は真剣に対処されるべき」と他の性被害者への理解を示した上で、「しかし、今回の話は事実無根で、これから法的措置も取るだろう」と考えをつづりました。また、同日に俳優のコール・スプラウスもTwitterで、ジャスティンと同じように、自身と他3人のキャスト仲間が匿名のアカウントから虚偽の性被害の告発を受けたことを報告。ジャスティンもその投稿をリツイートしました。
ジャスティンの投稿に、ファンからは「私たちはジャスティンを信じるよ」「性被害を偽ることは、本当に苦しんでいる人への冒瀆(ぼうとく)だ。(虚偽であると)声をあげてくれてありがとう」など、ジャスティンを応援するコメントが寄せられています。しかし一方で、暴力行為、ドラッグ、飲酒運転など、ジャスティンの過去を知る人々からは「偽装しているのでは」「法的措置をちらつかせ、被害者を黙らせるのか」「セレーナを巻き込まないで」といった指摘も見られました。
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ふむ……。