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杏、オーディションでパリの“メトロミュージシャン”に合格 「フランスの人々にたくさんのすてきな日本の歌を紹介したい」(1/2 ページ)

審査員の前で美しい歌声を披露した杏さん。

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 モデルで俳優の杏さんが1月19日にYouTubeチャンネルを更新。パリで地下鉄で歌唱を披露できる“メトロミュージシャン”のオーディションに合格したことを明かしました。


久しぶりにオーディションを受けた杏さん(画像はYouTubeから)

オーディションは毎年春と秋の2回、1000人ほどの応募がある

 パリの地下鉄構内で歌や楽器を演奏するにはオーディションでライセンス取得が必要とのことで、杏さんはパリとその周辺のメトロやバス路面電車を運営する国営企業「パリ交通公団」本社で「ムジシアン・ドゥ・メトロ」と呼ばれるオーディションを受けてきたことを報告しました。

 オーディションは毎年春と秋の2回開催されるそうですが、オーディションに参加するにも定員があり毎回1000人ほどの応募があるため、杏さんは春のオーディションには定員オーバーで参加できなかったとのこと。今回は2回目の挑戦となりました。

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オーディションで歌を披露する杏さん(画像はYouTubeから)

 オーディションでは主催する「パリ交通公団」の社員らが、スタイル多様化のためさまざまな楽器や国籍のミュージシャンを対象に選考するそうで、杏さんはスタッフから2曲歌うよう指示を受けます。

 杏さんは、以前フランス人が弾き語りをしているのを耳にしたというスタジオジブリの映画「千と千尋の神隠し」の主題歌「いつも何度でも」と、坂本九さんの「上を向いて歩こう」の2曲を選曲。アコースティックギターを弾きながら伸びやかな歌声を披露します。


オーディションで面接を受ける杏さん(画像はYouTubeから)

 続いて面接を受けた杏さんは「なぜ歌を歌いたいのか」という質問に、子どもたちと東京から引っ越してきてパリで歌を歌いたいと思ったと説明した上で「パリで歌を歌える女優になりたい」「フランスの人々にたくさんのすてきな日本の歌を紹介したい」とメトロで歌いたい理由を答えました。

 最後に審査員の要望でフランスの曲「オー・シャンゼリゼ」を日本語で歌い審査を終えた杏さん。芸歴20年以上となりオーディションを受ける機会が減ったことから緊張もあったようですが、「笑顔と度胸で」乗り切り、数日後無事に合格通知を手にしました。


オーディション合格を伝える杏さん(画像はYouTubeから)

 杏さんの挑戦にファンからは「杏さんが日本の歌をフランスで披露する! 素敵」「素晴らしい挑戦」「杏さんは何時もチャレンジャーであり難しい事もサラッと成し遂げる凄さは本当にリスペクトです」と祝福と称賛の声が届いています。

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 杏さんは以前にも大好きなジグゾーパズルの世界大会に出場したことを報告し、湿布を貼りながら必死に挑戦する姿が反響を呼んでいました(関連記事

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