従業員が容器から液体飲む映像拡散　「しんぱち食堂」従業員3人が迷惑行為　「大変なご心配とご迷惑」（1/3 ページ）

　定食チェーン「炭火焼干物定食 しんぱち食堂」は2月6日、同宇都宮店（栃木県）の店内での迷惑行為の画像がSNS上に掲載されていることが判明したとして、公式サイトで発表のうえ謝罪しました。SNS上では、従業員が調理に使うと思われる巨大な容器から、他の従業員の口に液体を流し込む様子を撮影した画像が拡散されていました。

パート従業員3人が2023年秋ごろに撮影

　発表によると、同店はフランチャイズ加盟店「有限会社楽天峯（らくてんほう）」が運営する店舗。掲載された画像は、同社のパート従業員3人が2023年秋ごろに撮影したものといいます。当該従業員3人のうち1人はすでに退職し、在籍していた2人は同日付けで解雇処分にしたという報告を楽天峯から受けたということです。

　しんぱち食堂は「お客様、お取引先様、フランチャイズ加盟者様、出店させて頂いている商業施設関係者の皆様、日々真摯に業務に取り組んでいる当社グループ従業員の皆様、その他関係者の皆様には、大変なご心配とご迷惑をおかけしましたことを、深くお詫び申し上げます」と謝罪。楽天峯に対し、原因究明と再発防止を十分しない場合には、フランチャイズ契約を解約することを厳しく申し入れたとしています。

　また、楽天峯からは迷惑行為をした当事者に対して、厳正な法的措置を取るという報告を受けているとのこと。しんぱち食堂は「他の店舗においても二度と同じことのないように再発防止と信頼回復に向けて全力で取り組んで参ります。今後ともご愛顧賜りますよう、よろしくお願い申し上げます」と述べています。