スタジオマリオで「社員のパワハラ」目撃談拡散も…… 運営会社がコメント「問題のあるものはなかった」(1/3 ページ)
SNS上で波紋を広げていました。
フォトスタジオ「スタジオマリオ」を運営するキタムラは、社員間によるパワハラ行為を目撃したという投稿がSNS上で拡散されていることについて、2月9日に公式サイト上でコメントを発表しました。
退職届の強要は「なかった」と説明
X(旧Twitter)上では、スタジオマリオの男性社員が女性社員に対し、退職届への記入を促すようなパワハラ行為をしていたという目撃談が拡散され、波紋を広げていました。
こうした投稿を受け、同社は「X(旧Twitter)で発信されたスタジオマリオに関する情報についての調査結果」と題した文書を掲載。「お客様および関係者の皆様に対しましては、多大なるご心配とご迷惑をおかけしていること、深くお詫び申し上げます」と謝罪しつつ、関係者へのヒアリングや関連する資料の確認などの事実調査の結果、以下の事実を確認したとしました。
「ショッピングセンターのフードコート近隣の共有区画においてスタジオマリオ所属の社員(以下「対象社員」といいます。)1名に対し、男性社員1名と女性社員1名(以下「面談社員」といいます。)で面談を行ったこと」
「対象社員が面談の中で退職の意思を表示したため、面談社員の1名が店舗に戻って退職届の書式を印刷して来て対象社員に交付したところ、対象社員は退職届を記載せず面談中に退去したこと」
「上記面談において、面談社員側に、退職届の作成を強要する、対象社員の体を押さえつける・大声を上げるなどの行為はなかったこと」
「上記面談において、対象社員が泣いていたという事実はないこと」
同社は「対象社員のプライバシーにも配慮し、上記以上の、面談が行われた経緯や面談の具体的内容の詳細については差し控えさせていただく」としつつ、今回の面談については「現時点で、面談社員側の対応に法令に照らして問題のあるものはなかったと考えております」と見解を示しています。
一方で、「社員(社員の同僚を含む。)についての機微な事項に触れる可能性がある面談をオープンスペースで行うことは、その場にいらっしゃる皆様にご心配をおかけすることにもなり、適切ではなかったと考えている」とし、早急に改善に向けた対応をしていくとコメントしました。
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