空き家を復元中の夫妻が謎の空間を発見→畳を剥がすと…… 昭和の日本家屋ならではの仕掛けに懐かしむ声が続々(1/2 ページ)
畳の上からでも分かるへこみ具合。
築95年の古民家の畳を剥がしたところ“謎の空間”を発見した動画が、YouTubeチャンネル「ふるさとの栞」に投稿されました。記事執筆時点で、再生数は6万9000回を超えています。
築95年の家の下にあったもの
投稿者さん夫妻は“古き良き日本の生活”に引かれ、2022年3月に築95年の古民家を購入。2人で力を合わせて日々家の改修作業に取り組んでおり、今回投稿した動画では、母屋の1階にある北側の廊下と間から建具を運び出します。
北側に面した10畳二間の室内にある棚や机、いすなどを運び出していく2人。外した障子などの建具も、保管場所である納屋へ次々と持っていきます。
一通り建具を外し終えたので、畳を剥がす作業に移行。長い年月が経過しているため、しきい部分が浮いていたり、畳の下の木材がシロアリに食べられていたりと、ところどころ傷んでいる部分が見つかりました。
この二間には、1箇所だけ畳の上からでも分かるほどに、へこんでいる場所がありました。畳を剥がすと、その部分にはふたのように板が配置されており、ひどくシロアリに食べられていたため、工具を少し差し込むだけでボロボロと崩れてしまいます。
謎の空間を発見
ふたになっていた3枚の板を外すと、その下にあった“謎の空間”を発見。四方を土壁で囲っており、底には灰がたまっていました。投稿者さんは動画の中で、「おそらく堀りごたつではないでしょうか」と、この空間について推測しています。
コメント欄には、「掘りごたつだね。多分」「古民家の良いところが見え隠れしていましたね」「畳の下から堀こたつの跡、昔住んでいた人の暮らしが伺えるみたいで興味深いです」などの感想が寄せられています。
YouTubeチャンネル「ふるさとの栞」では、改修作業の様子を公開中。古民家暮らしや田舎暮らしに憧れている人は、のぞいてみると良いかもしれません。
画像提供:YouTubeチャンネル「ふるさとの栞」さん
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