マンションドアの郵便受けから、盗撮が容易であることに気付いたシングルマザー。DIYした防犯対策とは……? 簡単かつ劇的に効果のある対策の手順をまとめた動画がInstagramに投稿され、記事執筆時点で355万再生を突破しています。
郵便受けからの“盗撮”にゾッ
投稿者は、築38年の賃貸マンションで4歳と2歳の子どもと暮らすシングルマザーの、あひる(@ahiru_no_ouchi)さん。普段はインテリアや日々の暮らしをメインに投稿しています。
あるときあひるさんは、“郵便受けからの盗撮方法”をネットで見かけたとのこと。試しに自分の家でやってみたところ、予想よりはるかに簡単に撮影できてしまい鳥肌が立ったそうです。
方法は、郵便受けにカメラを起動したスマホを差し込み、撮影後に回収するというもの。その“盗撮”映像には、部屋の奥まで見渡せるだけでなく、玄関のそばにある脱衣所の入り口も映っていました。その光景に“犯罪者目線”を想像したあひるさんはゾッとしたそうです。
そこでまずあひるさんが取り組んだのが、100円ショップで購入したはぎれ布とマスキングテープによる対策。外側にはると子どもたちが布を取ってしまい、はがし直す攻防戦が予想されたため、郵便受けの外側ではなく内側に布をしき、マスキングテープで貼ります。すると、先ほどと同じ方法で盗撮しようとしても、布しか映らない状態に!
ちなみに、この対策に対し「内側に貼ると犯人にはがされるのでは?」というコメントが数件寄せられたため、あひるさんが後日、外から手を入れて布をはがせるか試したところ、あひるさんの手の甲が郵便受けの入り口に引っ掛かり、それ以上手を入れて布をはがすことはできなかったとのこと。
あひるさんは、「“ファーストアクションで何らかの対策がしてあった場合、そこを突破してまで犯罪行為を続行しない場合が多い”と聞いたので、そこを意識している」「布じゃなく木材や厚手のビニールなどであればよりしっかり対策できると思います!」というコメントも残しています。
気になるドアスコープも対策
さらにあひるさんが気になっていたのは、室内から外の様子をうかがうドアスコープ(のぞき穴)。外から室内が見えることはありませんが、室内に照明がついているかどうかは確認できるので、防犯的には気になるところです。
そこでドアスコープには、端を折って必要に応じて開閉できるようにした黒いマスキングテープを貼りました。これならドアスコープカバーなどを購入する必要なく、お家にあるものですぐ対策できますね。そのままでは見た目に難ありなので、さらにドアスコープをおおうようにして、ドア内側にファブリックポスターを貼ります。
最初はファブリックポスターをかわいいマグネットで固定しようとしますが、どうやら磁力が足りません。そこで、超強力磁石でしっかり固定してその上にかわいいマグネットを重ねました。これで、必要なときはペラっとめくって外をのぞけるようになりました。
この仕上がりにあひるさんは、「うちの玄関は飾り棚とかなくてインテリアを楽しみにくかったんだけど、防犯もしながらちょっと気分もあがる玄関になったかな」「シングルマザーなので子どもと自分の身を守れるのは自分だけ」と、感想と今後も防犯対策へ取り組んでいきたい思いをつづっています。
あひるさんの防犯対策に対しコメント欄には、「郵便受けは我が家も早速やってみたいと思います!」「我が家も娘2人のシングルなので、玄関は目隠しだらけです」「うちも玄関やってます」「おんなじ事してて、あと防犯ブザーを玄関にかけといてなんかあった時に鳴らせるようにしてます」「気付いて自衛するのはとてもいい事だと思います」などの声が寄せられています。
画像提供:あひる(@ahiru_no_ouchi)さん
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