北陸新幹線に空のペットボトルを持って乗ると…… “あるもの”が見える実験に「知らなかった」「教科書よりわかりやすい」(1/3 ページ)
飛行機に乗ると大気圧の変化でスナック菓子の袋がパンパンに膨れ上がる現象、あるあるですよね。これと同じような現象が新幹線でも楽しめるとX(Twitter)に投稿され、記事執筆時点で2万9000件の“いいね”を獲得するほど注目を集めています。
投稿者は、Xユーザーのけけえす(@kks_jp)さん。「北陸新幹線の楽しみ方の一つに空のペットボトルを使って大気圧の目視体験ができると知ったので自分も体験…」という文言とともに投稿された2枚の写真には、気圧によって形が変化したペットボトルの様子が映し出されています。
ペットボトルやポテチ袋を放置しておくだけで……
大気圧目視体験に使われたのは、クリスタルガイザーの空ペットボトル。
方法はとっても簡単で、北陸新幹線の沿線で一番標高の高い「軽井沢駅」で空ペットボトルの栓をするだけ。
この状態でしばらく放置すると、「金沢駅」に着くころにはペットボトルがへこんだ状態に。
ちなみに、軽井沢駅の標高が約940メートルなのに対し、金沢駅の標高は約9メートル。高度が約930メートル下がることによって大気圧が高まりペットボトルがへこんだ、というわけですね。
けけえすさんは同じ現象をポテチ袋でも試し、その様子を別の投稿で公開。
2枚の写真からは標高の低い「福井駅」で仕入れたポテチ袋が、標高の高い「軽井沢駅」に着くころにはパンパンに膨れ上がっている様子がうかがえます。
「知らなかった」と大反響
自然の原理を生かした非日常的なワクワク体験。投稿には「そんな飛行機みたいなことが起きるのか…!笑」「知らなかっったっあああああああ」と驚く声のほか「標高が高いところの売店にあるポテチって、袋パンパンに膨れてるんですよね」「関東行くときも、何度か耳抜きするなぁ」など共感を示す声も多数寄せられていました。
画像提供:けけえす(@kks_jp)さん
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