卵を塩酸に入れる実験動画が興味深く、知的好奇心を刺激してきます。塩酸と有機物質との化学反応の様子が鮮明に捉えられており、約2600件の「いいね」が寄せられています。
YouTubeチャンネル「@PhotoOwl」が投稿した、塩酸を注いだグラスに卵を入れる実験のタイムラプス。卵を入れた直後から、大量の泡が発生し、化学反応の激しさを物語っています。これはすごい結果になりそうだ……!
実験開始から1分が経過すると、泡がより濃くなり、卵の殻は溶けてしまったかのように見えます。3分後には泡が卵を覆い尽くし、泡で卵の姿が全く見えなくなりました。6分経った時点で泡の発生が止まり、グラスに溜まった泡の中に、卵の殻に印字されていた文字が確認できました。
卵を取り出すと、薄皮がわずかに残った状態となっています。指で握ると薄皮の中から生卵が姿を現しました。硬い殻だけがきれいに溶けてしまったようです。
さらに、卵をグラスに入れてから塩酸を注ぎ入れるパターンでも実験が行われました。結果は先の実験とさほど変わりませんでしたが、硬い卵の殻が完全に溶けてしまう様子は非常に興味深いものでした。塩酸と炭酸カルシウムの反応は、酢を使った場合と同様ですが、ものの数分で殻を溶かしてしまう威力の強さが印象的です。
コメント欄には、「化学反応で溶ける殻がすごくおもしろい」「塩酸の力強さに驚いた」といった声が寄せられました。科学の不思議さを再認識させられる動画でした。
PhotoOwlでは他にもチョコレートのお菓子を放置して変化を観察するなど、興味深い実験タイムラプスを公開しています。長期間にわたる観察や危険な薬品を使う内容など、整った環境がないとなかなかできない実験を眺めることができ、知的好奇心が満たされそうです。
画像は「@PhotoOwl」より引用
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