「一切禁止も制限もしておりません」 独立発表の氷川きよし、前事務所が芸名使用に関するうわさを否定(1/2 ページ)
「Kiina」の商標登録申請を特許庁が却下したとする一部報道も。
芸能事務所「長良プロダクション」が5月22日、3月31日付けで退社し、独立したタレントの氷川きよしさんについて言及。同社が商標登録を進めてきた「氷川きよし」「Kiina」といった芸名使用を独立に当たって禁止も制限もしていないと自社サイトで発表しました。
「弊社は芸名使用に関して一切禁止も制限もしておりません」
長良プロは「氷川きよしについてのご報告」と題した発表をサイトに掲出し、「氷川きよしさんの活動再開について、ファンの皆様からたくさんの応援の声がファンクラブにも届いております」と説明した上で、ファンクラブにも多数寄せられているという問い合わせについて「こちらでお答えさせていただきます」としました。
発表によると、長良プログループはかねて、タレントの名称やタレントにまつわる名称の商標登録を行ってきたとのこと。それは、タレントの芸名やブランドを守り、正規のグッズなどを安心して購入してもらうためのアクションだと説明。氷川さん関連の名称も「Kiina」を含め商標登録を申請したことを明かしています。
その上で、氷川さんの独立にあたって「『氷川きよし』や『Kiina』という芸名が使用できないといった報道や、今後の活動の制約についてさまざまな憶測」があるものの、「弊社は芸名使用に関して一切禁止も制限もしておりません」と呼び掛けました。
一方で、同日には週刊文春が、「Kiina」の商標登録申請を特許庁が却下したとする記事を掲出。これを踏まえて長良プロの発表を再読すると、「Kiina」の商標登録申請は氷川さんが芸能活動を休止していた中で開催されたコラボカフェに合わせて商標登録を“申請”したという事実は確認できますが、申請が通り商標を持っているのかは分かりかねる文面です。
長良プロは少なくとも「氷川きよし」の商標登録は有しているとみられますが、「Kiina」については不明。その「氷川きよし」についても禁止や制限を行わないとしているので、「今後の活動にも何ら支障はありませんのでご安心ください」という説明に偽りはないように映ります。
氷川さんは2022年の「NHK紅白歌合戦」以来、芸能活動を休止。2024年4月に、デビュー時から所属していた長良プロを3月31日付で退社し独立したこと、新会社「KIIZNA(キズナ)」の設立と公式サイトを新規開設したことを報告。8月に開催予定のコンサートを皮切りに芸能活動を再開する考えを示しており、現在は秋にリリース予定のアルバム「氷川きよしリクエストベスト」に収録する楽曲のファン投票が開催されています。
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