余命宣告から2カ月……「BreakingDown」メインレフェリー、末期がんで逝去に朝倉海ら心痛 最期まで闘病の姿に「奇跡信じていました」「遺された家族の心を救った」(1/2 ページ)
ご冥福をお祈りします。
格闘技イベント「BreakingDown」スペシャルアドバイザーを務める朝倉海さんが6月18日にYouTubeチャンネル「KAI Channel / 朝倉海」を更新。ステージ4のがんで闘病中だった同イベントメインレフェリーの鬼木貴典さんが亡くなったことを報告しました。
余命宣告の通りに逝去となった鬼木さん
同イベントで高い知名度を誇っていた鬼木さんは、5月にステージ4のがんであることを公表。4月頭の時点で「1カ月程度」「長くても3カ月ぐらいじゃないか」と余命宣告されており、標準治療をやり尽くして自由診療に切り替えたものの、高額な治療費がかかる上に治癒の見込みも不明なことから、残りの時間を静かに家族と過ごすことを選択していました。
しかし、自身のもとを訪問した同イベントCOOの溝口勇児さんと朝倉さんが懇願し、家族からも後押しを受けた結果、クラウドファンディングで治療費を募って新たな治療に挑戦すると翻意していました(関連記事)。
一連のやり取りを収めたYouTube動画を朝倉さんが5月21日に公開後、鬼木さんの妻は6月15日に夫のX(Twitter)を更新。
「家族に見守られながら、苦しむことなく安らかに旅立ちました」とその訃報を伝え、「皆さまに報告したら、たくさんの応援をいただく事ができました。応援メッセージを読むこと。自身に関する動画を見ること。毎日嬉しそうにベッドで過ごしていました」「治療に対しても前向きになり、本当に最後まで信じて闘っていました」と亡き最愛の人の最期をつづっていました。
消耗した朝倉さんら「すごく勇気をもらいました」
鬼木さんの逝去から数日たった6月18日、朝倉さんは溝口さんと一緒にYouTubeを更新。「僕自身ちょっと言葉が見当たらないんですけども……」と言葉を詰まらせ、「鬼木さんは治してくれると、その奇跡を信じていました」とも。
2週間ほど前に「BreakingDown 12」会場で車いすの鬼木さんと会った際も、相手は笑顔で「絶対治すから」と誓ってくれたといい、逝去の知らせに「すごく悲しい気持ちです」と吐露。
朝倉さんが「最後まで一生懸命戦う姿にすごく勇気をもらいました」と故人の生きざまをたたえるや、消耗した様子の溝口さんもこの見方に賛同し、「遺されたご家族の心を救ったと僕は思う」とコメントしていました。
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被害届の提出も検討しているとのこと。
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