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「こういう人に憧れる」 “大量の釘”から鋳造したガンダム像に「すげーっ!!」「感動しました」と驚きの声(1/3 ページ)

材料が溶かした真ちゅう(ブラス)の釘なので“ガンブラ”です。

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 少し前にインターネット上で話題になった投稿や動画を振り返って紹介する企画「昔のインターネット発掘!」。今回は2022年にYouTubeで公開された動画「ガンダム鋳造してみた」を紹介します。

大量の釘を溶かしてガンダムに

 動画を投稿したのは、装飾品やバイクのパーツなどを鋳造で作っているYouTuber・ブリギッド(YouTube)さん。大量に用意した真ちゅう製の釘を溶かして、ガンダム像を作っていきます。

 まずはガンダムのプラモデルを使って、型を作ることからスタート。完成品から型取りするのではなく、パーツ単位で複製してから組み立てるそうです。

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素材は1980年に発売された最初のガンプラ

 原型として用意したのは1980年に発売された「1/144 ガンダム」。ランナーからパーツを切り離して「スプルー」と呼ばれる土台に接着し、型の材料となる「埋没材」で覆い固めて焼いていきます。

スプルーへパーツを樹木のように取り付ける
鋳造リングで覆って埋没材を流し込み、電気炉で9時間加熱

 高温で焼くことで、スプルーとパーツは溶けて熱に強い埋没材だけが残り、ガンダムの鋳型が完成します。

 あとは溶かした釘を流し込んで冷やし固めると、金属製のパーツのできあがりです。素材が真ちゅう(ブラス)なので、いうなれば“ガンブラ”ですね!

真ちゅうの融点は1250度だそうです
型の中から真ちゅう製のパーツが……!

 そこから先は、元のキットと同じ手順でガンダムを組み立てるのみ。素材が金属なので、糸ノコでパーツを切り出してロウ材で溶接するなど、やっていることはほぼ金工です。

 仕上げにリューターで磨きをかけると、ずっしり重いピカピカのガンダム像が完成! 動画のコメント欄には「すげーっ!!」「感動しました」「こういう技術と知識がある人に憧れる」「映像のセンスも良い」と、驚きの声が寄せられています。

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光輝くガンダムが完成
ずっしり重い277.4グラム

動画提供:ブリギッド(YouTube)さん

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