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中身のガンプラは1つだけなのに、左右どちらから見るかで別の機体に変わる、不思議な展示ボックスが魔法のようだと話題を呼んでいます。
Twitterユーザーのハイドラ(@hydra43046721)さんが作ったのは、底面が台形で柱状になった箱。左側の窓から中をのぞくと、格納庫にいるファントム、右側から見ると、ゴーストガンダムが現れます。ちなみに、前者は漫画『機動戦士クロスボーン・ガンダムゴースト』(長谷川裕一)の主人公機で、それを改修した姿が後者。2つのバージョンを1つのボックスで見せている訳です。
仕掛けの正体は、箱を二分する鏡の仕切り。ハイドラさんは、ファントムを右半身だけ、ゴーストガンダムは左半身だけ作り、鏡を境に磁石で貼り合わせたのです。だから片方だけから見ると、半身が鏡に映り込み、あたかも全身が箱の中にいるかのように見えるわけです。
ハイドラさんに詳細を聞いたところ、製作のきっかけは20年前に発売されていた、同じ仕掛けの「フェイズシフト再現フィギュア」(ガンダムSEED)。「その仕組みを知ったときの感動が今も忘れられず、自分もこのような物を作ってみんなに見てもらいたくなりました」と語りました。なお、作品は愛知県の模型店「プラモデル屋iiba蒲郡」で、ボックスごと展示されているとのことです。
動画提供:ハイドラ(@hydra43046721)さん
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