四肢欠損のママタレント、“夫の姿公開”の結婚記念日で「思い描いていた人に出会えた」……別の相手巡り“トラウマ経験”も「会って逃げられた事もあって」(1/2 ページ)
「誰にだってチャンスを掴める時がきっとある」
先天性四肢欠損症のタレント・佐野有美さんが6月27日にYouTubeとブログを更新。7回目の結婚記念日を迎えることを報告し、結婚式の思い出写真など公開しています。
“すべて”を知っていた夫の姿勢に喜び
先天性四肢欠損症で生まれ、NHK Eテレ「バリバラ~障害者情報バラエティー~」に出演するなどタレントや講演家として活動している佐野さん。
6月30日に7回目の結婚記念日と交際10周年を迎えるといい、「夫との出会いは、友人の紹介でLINEのやり取りから始まりました」と夫とのなれそめを明かしています。
LINEのやり取りを重ね、直接会う段階になり初めて四肢欠損の事実を伝えた佐野さん。「私の体を彼はまだ知らないー...。とても怖かった。過去に実際に会って逃げられた事もあったので恋愛に対して臆病になりトラウマになっていました」と勇気を出して障がいを告白したといいます。
しかし、「彼はすでに知っていたのです。私がネット上に出て来て『こういう子何だ』と思ったそうです」(原文ママ)といい、夫は佐野さんの障がいを知った上でやり取りを続けていたとのことです。
夫は障がいをもった方と接した経験がなかったそうですが、実際に会ってみても自然体のままで、「四肢欠損症という障害は100万人に1人の割合と聞いた事があります。それなのになぜこんなにも自然に接してくれるんだろう?」と喜びと驚きでいっぱいだったという佐野さん。
これまでは障がいに目を向けて接される機会が多く、「確かに嬉しさには変わりはないけど、当時はボランティアのように感じてしまい1人の女性として見てほしいと思っていました」と願望を持っていたそうで、「そんな思い描いていた人に出会えたのが今の夫だったのです」と理想の相手にめぐり会えたことを振り返っています。
結婚式時の写真も一挙公開
顔合わせ後は夫からの告白で交際に発展し、3年後にはバラの花束とともにプロポーズを受けて結婚に至った佐野さん。結婚式も挙げており、純白のウエディングドレスに身を包んでケーキ入刀する姿や、お色直しのオレンジドレス姿で夫と並んだ幸せいっぱいの思い出写真を公開しています。
2020年には第1子女児を出産した佐野さん。最後には、「『小さな勇気が大きな力になる』そして『あきらめない心』誰にだってチャンスを掴める時がきっとある。自分を信じて未来に希望を持って共に前を向いて歩き続けましょう」と前向きなメッセージをつづっています。
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