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「助けて! 自分で作ったゲームが激ムズでクリアできない!」 開発者のヘルプコールにガチ勢が立ち上がる→無事リリースへ(1/3 ページ)

開発者の想定を上回るゲーマーが現れ、既にRTAが始まりかけています。

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 ゲームを完成させたものの、難しすぎて自分でもクリアできず、安心して世に出せない――。そんな悩みを抱えた開発者の投稿が、X(Twitter)で盛り上がりを見せています。

 話題の主は、ゲーム開発の様子を配信しているVTuberの園児ニア(@enzi__nia)さん。現在はWindows向けにアクションゲーム「RubberHeadBob」を開発中で、Steamでのリリースを目指しています。

頭の弾力で跳ねて、カオスな足場を乗り越えていく主人公
バネの反動で大ジャンプ!
当たり方が悪いと横に弾かれて元のもくあみ

 その内容は、頭がゴムの人間が逆さになってその弾力で跳ね、マーライオンや鳥居や自由の女神などが無秩序に浮かぶステージを登っていくというもの。主人公のコントロールが難しく、せっかく登っても理不尽な地形に阻まれて落とされてしまうあたりは、「Getting Over It with Bennett Foddy」(通称:壺おじ)を思わせます。

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開発者もクリアできない難しさ

 園児ニアさんはゲームを完成させたはいいものの、あまりに難しくて自分ではクリアできない事態に。頑張ればクリアできる確証もないまま売るわけにもいかず、困り果ててしまいます。

 そこで考えたのが、ゲーム実況者への協力申請。Xのでテストプレイヤーを募ったところ、多くの希望者が集まりました。

 さすがに、ゲームの仕様を知り尽くした人がクリアできないゲームですから、テストプレイでも苦戦する人が多数。それでも世の中は広いもので、ゴールまで登り詰める人も現れます。なかにはショートカットを駆使し、クリアタイムを1分未満に縮める人も。発売前なのに、もうRTA(リアルタイムアタック)が始まっている……!?

 「壺おじ」の向こうを張って「ゴムおじ」などと呼ばれつつあるこのゲームの開発は、「クリア可能」の確証が得られたことで順調に進んでいる様子。園児ニアさんはSteamへの申請を済ませつつ、プレイヤーのバグ報告や要望に応えるなど、リリースへ向けてブラッシュアップを続けています。

画像提供:園児ニア(@enzi__nia)さん

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