水中の胞子に火を近づけると……? “まさかの実験結果”に「すごい」「ミステリーのトリックに使えそう」と驚きの声(1/3 ページ)
まるで水が燃えているみたい!
水に入れた植物の胞子に火を近づけると……。サイエンスアーティストである市岡元気先生のYouTubeチャンネル「GENKI LABO」で公開された実験動画が興味深いです。記事執筆時点で4万再生を突破。
胞子の知られざる性質
実験に使用するのは、シダ植物・ヒカゲノカズラの胞子「石松子(せきしょうし)」。これを水に浮かべたところに指を入れてみると、なんと胞子に水が付かず、指を出しても胞子は乾いたままです。
さらに胞子が水にぬれていないことを示すために、次は水に入れた胞子に火を近づけてみます。すると予想以上に大きな炎が上がる光景が……! 水と一緒でもこんなに燃えるんだ。
元気先生によると、植物の種子・胞子は汚れがついてしまうと光合成ができなくなるため、その対策として撥水性のものが多いそうです。
コメント欄では「(燃え方が)想像の3倍くらいだった」「こんな燃えやすいとは」と驚く声から、まるで水が燃えているような見た目に「ミステリーのトリックに使えそうですね」なんて声も寄せられています。
元気先生のチャンネル「GENKI LABO」では、視聴者から寄せられた「車内にモバイルバッテリーを放置したらどうなるの?」といった疑問を実験して解説、注意喚起する動画なども公開しています。また、GENKI LABOは設立5周年を迎え、初の試みとなるクラウドファンディングを7月26日より実施しました。開始2日でSTEP1を達成し、子供達のための実験教室をつくる! というSTEP2の達成に向けて引き続き応援者を募っています。
動画提供:YouTubeチャンネル「GENKI LABO」/市岡元気先生(@genkiichioka)
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