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「マンホールのフタが浮いて水が」 豪雨で見られた現象をメーカーが解説「安全装置が作動している状態」(1/2 ページ)
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豪雨のときにマンホールのふたが一定の高さに浮き上がっているのは「安全装置が正常に作動」している状態――マンホールのふたメーカーがこのように説明しています。
「圧力を解放している状態」
8月21日に東京都心で豪雨が起きた際、マンホールのふたが浮いているなどの投稿がSNSで見られました。
埼玉県のマンホールのふたメーカー、長島鋳物は、豪雨時にマンホールのふたが一定の高さに浮き上がって外周から水が吹き出すのは「ふたの安全装置が正常に作動し、管路内の圧力を解放している状態」と説明。
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ふたの外周から水が出ているときはふたにロックがかかっており、落ち着くと元に戻るといいます。
万が一ふたが外れたときのほうが水面が静かに見えることがあるそうで、冠水した道路を歩く場合は気をつけるよう呼びかけています。
長島鋳物によると、現在製造されているふたは、ロックがかかり隙間から圧を逃がす構造になっているものの、古いふたが設置されている場合もあるといいます。ふたが吹き飛んだり割れたりした場合は、道路を管理する自治体の下水道課や国土交通省の道路緊急ダイヤルに連絡してほしいとのこと。
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