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「こっっっわ」 ただのLINEだと思ったら……よく考えると分かる“恐ろしい真相”に背筋が凍る――“注目急上昇中”の謎解き作家に「発想の源泉」を聞いた(1/4 ページ)

LINE見るの怖くなる……。

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 真夏なのにゾッと寒気を感じる謎解きがX(Twitter)で話題です。1枚の写真に何重にも仕掛けられた謎解きが反響を呼び、投稿は記事執筆時点で2470万回以上表示され、6万9000件のいいねを集めています。ねとらぼ編集部は注目度急上昇中の謎解きシリーズ「#この謎解きはフィクションです」の作者に話を聞きました。

おわかりだろうか……

キャンプ先の友人から出題された謎解きが不穏すぎる

 投稿者は、謎解きクリエイターの角谷進之介(@Kadoya_Sk)さん。

 「キャンプに行ってる友人から謎解き送られてきた でもなんかこの問題、どこかおかしい気がする……」として投稿されたLINE風のグループチャット画面では、食材を使った謎解き問題が出題されています。

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 写真には「とうもろこし」「きゅうり」「ニワトリのつみれ」「やきにく」の皿が写っており、それぞれの皿の下には立てている指で数を示している手が添えられていました。


4人のキャンプで右手が5本

 「なんか地元の人も寄りつかない? らしい まじで俺たち以外誰もいないwww」という書き込みや、謎の白い手、4人でキャンプに行っているのに右手が5本あることなど、いろいろと不穏すぎますが、いったいどういうことなのでしょうか。

何重にも仕掛けられた恐怖の謎解き

 こうした問題に慣れていれば、各皿の食材名から指の本数が示す位置の文字をピックアップすればいいと分かります。つまり、「とうもろこし」の前にある1本の指は1文字目の「と」を、「きゅうり」の前にある4本の指は4文字目の「り」を、「ニワトリのつみれ」の前にある6本の指は6文字目の「つ」を、「やきにく」の前にある4本の指は4文字目の「く」を示しているというわけです。これを順番に読むと「と・り・つ・く」=「取り憑く」だ……!

 ちなみに、「ニワトリのつみれ」の前にある“謎の白い手”をないものと考えると、答えは「と・り・に・く」=「鶏肉」となり、確かに食べ物の名前となります。じゃあ、この白い手って……。

さらなる仕掛けがあった

 これだけでもゾッとしますが、どうやらさらなる仕掛けもあったようです。とある引用リポストの投稿では、「更に、とりつく→取り『つ』『く』 4人の名前から『つ・く』を取り除いて上から読むと……」と別の仕掛けに気付いてしまった人がいました。

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 「とりつく」を「つ」と「く」を取り除くことだと解釈し、グループメンバーの名前からそれらの文字を抜いて上から順に読んでみると、答えは「に・が・さ・な・い」となります。ひぇっ……。

よく見ると既読数もおかしい

 さらに「グループ(5)なのに既読も5」という指摘も。これだと、本来5人のはずのグループメンバー以外にもう1人いることになってしまう……。

 極め付きは、謎解きに対する「ん?食べ物じゃなくね? 何この答え」という返事が「既読1」となったあと、キャンプに行ったメンバーからは5時間以上返信がなく「おーい」という呼びかけにも既読は「1」のままということ……うわああああああああああああああっ!

「こっっっわ」「芸が細かくて最高に好き」

 何重にも仕掛けられた恐怖ポイントでゾクゾク感ハンパない謎解きにリプライや引用リポストでは、「こっっっわ」「6人目いるの怖い怖」「5人のグルチャに対して最初の既読が5なのとか、最終的に一人だけ既読つくのとか、芸が細かくて最高に好き」などの反応が寄せられました。

 このほかにも「入院中仲良くなった子どもからもらった手紙」「24時間安価で仕事引き受けてくれる会社の年季の入った謎解きポスター」などさまざまな謎解きが投稿されて毎回反響を呼んでいるシリーズ「#この謎解きはフィクションです」。ねとらぼ編集部では、そんな秀逸で恐ろしい仕掛けが幾重にも凝らされた謎解きの作者である角谷さんに、始めたきっかけや“発想の源泉”などを聞きました。

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