“チケット入手困難”「ELLEGARDEN」のファンが“公演中の痴漢被害”を詳細に告発→ボーカル謝罪（1/3 ページ）

　人気音楽バンド「ELLEGARDEN（エルレガーデン）」のボーカル・細美武士さんが11日、自身のブログやInstagramを更新。女性ファンが痴漢被害にあったことについて謝罪しました。

ライブ中に痴漢

　9月7、8日に愛知県蒲郡市で開催された音楽フェス「TREASURE05X」に、同バンドは約16年ぶりに参加。公演中、ファンの女性が痴漢被害にあったとし、被害内容についての詳細をXで訴え、大きな問題になっていました。

　細美さんはこの日、Instagramなどを更新し、「被害に遭われた方に、大変申し訳なく思っています」とし、「痴漢の手を掴みセキュリティに引き渡そうとした、という彼女の投稿を読み、その勇敢さに敬意を表するとともに、犯罪者を取り逃してしまったこと、俺たちを含むイベント側がすぐに対応できなかったことをお詫びさせてください。本当にすみませんでした」と謝罪しました。

　続けて「女性にとって“痴漢です！”と大きな声をあげることがいかに難しいことか、想像に難くありません。オールスタンディングの会場でライブを続ける以上、今後どういった対策をとるべきかをイベンターや、制作会社の人たちと話し合っていきます。ハンドサインを決めたり、ライブ前に注意喚起をするだけでも、多少は状況を改善できるのではないかと思います」とつづっています。

　また「痴漢を発見しライブ制作側が確保できた場合、速やかに警察に引き渡し、ブラックリストに登録、その情報を全国のイベンターや交流のあるバンドに共有させていただきます。当然のことではありますが、今後自分が主催するライブの抽選に、その人物が当選することはありません」とし、「Xの投稿者さまに、この件で言われのない誹謗中傷や心無い言葉が届くことのない世界であって欲しいと思います。投稿者さまの心の傷が、一刻も早く癒えることを切に願っています」と締めくくっています。

　問題について「被害に遭われた方が気の毒で痴漢するやつ許せない！」「ライブハウスやフェスは音楽を楽しむ場所です。痴漢する場所じゃありません」「いちエルレファンとして凄く悲しくて涙出そう」などさまざまな声が寄せられています。