ニュース

“猫のおしり風クッション”に他社製品との類似指摘 フェリシモが販売中止し謝罪(1/2 ページ)

advertisement

 通販会社フェリシモは9月25日、他社商品との類似が指摘されたことを受け、「しっぽ付き! 猫のおしりのようなもふもふクッション」の販売を中止したと発表し、謝罪しました。

しっぽのついた丸いクッションに指摘

 同商品は8月30日から販売。猫が香箱座りをしたときのおしりからしっぽにかけての様子を再現したとするフェイクファーのクッションで、丸い形にしっぽがついたデザインになっています。また底面はファスナーで開閉でき、湯たんぽを入れることが可能。

フェリシモ「しっぽ付き! 猫のおしりのようなもふもふクッション」(公式ブログから)

 同商品に対して9月18日に、ユカイ工学の代表である青木俊介さんが、自社製品と外観が似ているとしてSNSに投稿しました。ユカイ工学では、クッション型ロボット「Qoobo」を2018年から販売。ファーに覆われた丸い形にしっぽがついたデザインとなっています。

advertisement

ユカイ工学の「Qoobo」

「独自性見いだせず」

 フェリシモは、「猫のおしりのようなもふもふクッション」の販売を中止し、「Qoobo」開発元に連絡と謝罪をしている状態と明らかにしました。

 同商品は「猫のぬくもりを感じながら慈しめるクッション」として、湯たんぽカバーの機能を持たせたクッションアイテムにすることで「別の商品として企画した」と捉えて発売したと説明。

 しかし投稿を受けてあらためて確認したところ、「Qoobo」に対して独自性が見いだせるほどの形状の創作に至っていないと判断したと述べています。

 「商品を販売するにあたり、より慎重かつ詳細な企画開発を行う必要性がございました。今後このようなことがないように、再発防止のため、社内教育と企画開発プロセスの見直しをいたします」(フェリシモ)

       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 大きくなったらかっこいいシェパードになると思っていたら…… 予想を上回るビフォーアフターに大反響!→さらに1年半後の今は? 飼い主に聞いた
  2. 高校生の時に出会った2人→つらい闘病生活を経て、10年後…… 山あり谷ありを乗り越えた“現在の姿”が話題
  3. 「情報を漏らされ振り回され……」とモデラー“限界声明” Vtuberのモデル使用権を剥奪 「もう支えられない」「全サポート終了」
  4. “ドームでライブ中”に「76万円の指輪紛失」→2日後まさかの展開に “持ち主”三代目JSBメンバー「誰なのか探しています」
  5. 「うどん屋としてあるまじきミス」→臨時休業 まさかの“残念すぎる理由”に19万いいね 「今日だけパン屋さんになりませんか」
  6. 「こんなことが出来るのか」ハードオフの中古電子辞書Linux化 → “阿部寛のホームページ”にアクセス その表示速度は……「電子辞書にLinuxはロマンある」
  7. 「防音室を買ったVTuberの末路」 本格的な防音室を導入したら居住空間がとんでもないことになった新人VTuberにその後を聞いた
  8. 高畑充希と結婚の岡田将生、インスタ投稿めぐり“思わぬ議論”に 「わたしも思ってた」「普通に考えて……」
  9. プロが教える「PCをオフにする時はシャットダウンとスリープ、どっちがいいの?」 理想の選択肢は意外にも…… 「有益な情報ありがとう」「感動しました
  10. ディズニーシーのお菓子が「異様に美味しい」→実は……“驚愕の事実”に9.6万いいね 「納得した」「これはガチ」