築46年、雨漏りのする家をフルリノベーション 別の家かと見違えるようなビフォーアフターに施主「とても感謝しています」(1/3 ページ)
水回りも2倍の広さに。
築46年の家をフルリノベーションして大変身させたビフォーアフター動画がYouTubeに投稿され、記事執筆時点で約12万再生を記録しました。狭いスペースを有効活用する工夫がすばらしい……。
雨漏りや漏水に悩まされる築46年の家を
動画を投稿したのは、愛知県稲沢市の住宅会社「アッシュホーム」のYouTubeチャンネル「アッシュチャンネル」です。
今回は築46年の家をリノベーションしてよみがえらせる様子を動画で紹介しています。外観については、傷んで雨漏りがある屋根を葺き替え、外壁を塗装して漏水箇所の一部を板金処理します。また、ブロック塀も撤去して車を停められるようにします。
外も中も大きくリノベーション
室内の最大のポイントは、台所の壁を壊して広々としたLDKへ作り替えること。そこからそのまま外に出られるデッキも新設します。ここで施主さんの趣味のバーベキューを楽しみたいそうです。
その他、トイレ、洗面所、バスルームの設備を一新し広さも2倍に。さらに、寝起きしている2階にトイレを新設します。また、2階天井の補強や廊下の壁紙の張り替えなども行います。
全面ガルバリウム鋼板に
着工から4カ月後に完成したリノベーション後の家は、外壁に全面ガルバリウム鋼板が張られていました。見た目はまるで新築のようです。
当初は塗装塗り替えを予定していましたが、約10年ごとの塗り替えが必要になるため、施主さんの希望でガルバリウム鋼板に変更したそうです。なお、屋根も土葺きの瓦屋根を全て解体して、耐水性に優れたガルバリウム鋼板の屋根に葺き変えています。
その他、外観は張り出した2階部分の下に耐震補強として柱を追加し、46年前からずっと使っていた引き違い扉の玄関を、断熱性能に優れた片引き扉に変更。鍵には、ポケットにキーを入れておくとボタン操作やスマホ操作で解錠できるものを設置しました。
玄関を入ったところにある階段は12段だったものを15段に掛け替えました。これにより階段が緩やかになったので老後の生活も安心です。
LDKとデッキが一体となった広い空間
キッチンには大きなシステムキッチンとパントリーを設置。キッチンの壁はホーロー製で掃除がしやすく、磁石も付くのでマグネット式のフック類をそのまま取り付けられます。
キッチンとつながったリビングダイニングはフローリング敷で、隣家と目が合わないよう窓は高い位置に設置しました。また、これまで畳の生活だったため、半畳サイズの琉球畳をつかったスペースも作りました。
掃き出し窓を開けるとデッキがあります。デッキの色は、フローリングと畳の色を合わせることで、全体が1つのスペースとして広く見える工夫がしてあるそうです。よく考えられているなあ……!
新しくなったトイレ、洗面所、バスルームは広く使いやすくなり、2階の改装も予定通りに行われました。
この出来栄えに施主さんは、「こんな開放的な部屋になると思っていなかったので、とても感謝しています」と感想を述べています。
同チャンネルには、こうしたリフォーム動画の他、新築物件のルームツアー動画や、住まいづくりのポイントを伝える動画などが公開されています。
画像提供:YouTubeチャンネル「アッシュチャンネル」
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