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「勇気をありがとう」 白血病で余命3カ月を宣告された男性→6年後…… 病に苦しむ子どもたちのための行動が570万再生(1/2 ページ)

いったんは全部抜け落ちた毛髪が……。

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 白血病の治療で一度は抜け落ちた毛髪を再び伸ばした男性の、ヘアドネーションに関する動画がInstagramに投稿されました。「勇気をありがとう」と反響を呼び、記事執筆時点で570万回以上再生されています。

「余命3カ月」の宣告から6年

 投稿者のえびなせいや(@seiyaaaaaaa)さんは6年前、白血病になって余命3カ月を宣告されました。

 抗がん剤治療や放射線治療、2度の移植手術を経て、毛髪はいったん毛根から抜け落ちてしまいますが、小児がんなどで脱毛に苦しむ子どもたちに毛髪をプレゼントすることを生きる目標にすえ、病との戦いに取り組みました。

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白血病の治療に取り組んでいたころのえびなさん

いったんは全ての毛髪が抜け落ちてしまった

 白血病の治療後も、さまざまな病気・症状におそわれ心が折れそうなときがあったそうです。しかし、決して希望を捨てることはなく、余命宣告から6年後の今、ついに伸ばした毛髪をヘアドネーションのために提供することができました。


回復後、髪を伸ばしていた

ヘアドネーションする毛束を手に

投稿の反響への思いをねとらぼに語ってくれました

 白血病の治療中からヘアドネーションに至る流れを振り返る動画に、自身や家族などが白血病だった人、あるいは現在治療中の人から、「今姪っ子9歳が白血病で闘病しています。勇気をありがとうございます」「病気と闘い抜く気力の素晴らしさ、病気に負けない力強さを感じ涙が止まりませんでした」「同じサバイバーとして応援します」という反応が寄せられています。

 また、同じように白血病を乗り越えてヘアドネーションに至った人からは、「私もヘアドネーションすることに決めてツルツルの状態から3年で寄付することが出来ました」というコメントがありました。

 こうした書き込みについて、えびなさんはねとらぼの取材に「反響はもちろんうれしいことですが、見てくださった方の生きる熱量といいますか、心の芯の深いところに届いていることを心から願っています。私が投稿したことによって、どなたかの前向きな心の1つのきっかけとなれますように」と語っています。

画像提供:えびなせいや/白血病となった僕に今できること(@seiyaaaaaaa)さん

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