“ひっつき虫”を簡単に取るには……　身近なアイテムでスッキリするライフハックに「これでイライラしないで取れる」「今度、やってみます」（1/3 ページ）

　野外活動中に服に付いてしまう“ひっつき虫”を簡単に取るライフハックがX（Twitter）に投稿されました。「今度やってみる」と反響を呼び、記事執筆時点で6万回以上表示され、1100いいねを集めています。

ひっつき虫には「ウェットティッシュ」

　投稿者は、自然観察指導員で、自然観察会を年100回ほど開催している「のん」（@365nitiyasou）さん。以前は、プレートを食べているように見える木の写真で話題になりました（関連記事）。

　今回、「毎日フィールドワークする人からのライフハックです!!」として紹介したのは、「ひっつき虫には『ウェットティッシュ』」というお役立ち豆知識。

　“ひっつき虫”とは、昆虫ではなくかぎ針のように曲がった毛を表面に持つ果実の総称です。こうした特徴は、動物の毛や人間の衣服にひっつき、離れたところに種子を散布することが目的と考えられており、遠足や野遊びで服にびっしりとひっついてしまった経験を持つ人も多いはずです（参考：岡山理科大学・旧植物生態研究室）。

　のんさんが投稿した写真でも服にびっしりと、アレチヌスビトハギの果実がひっついていますが、これはウェットティッシュで拭けば簡単に取れるそうです。

　のんさんは、「ウェットティッシュで拭けば簡単にひっつき虫は取れるから、子どもも、大人も、犬さんも、原っぱを走り回って遊ぶといいよ」と、ひっつき虫を気にすることなく野外活動を楽しんでほしいと伝えています。

「これでイライラしないで取れる」

　野外活動にお役立ちのライフハックにリプライでは、「これでイライラしないで取れる」「ひっつき虫はフィールドワークの副産物」「すごいついてる！　不織布のマスクもとれますよね～」「今度、やってみます。昨日、このヌスビトハギと格闘しました笑」という反応が寄せられています。

　なお、のんさんはリプライでのやりとりの中で、「スルスルとれると気持ちいいので、ひっつき虫を付けたくなっちゃうという」とも投稿。本末転倒のようですが、それくらいキレイに取れるということなのでしょう。

画像提供：のん 365日野草生活(R)（@365nitiyasou）さん