耐久性が心配だった屋根→大工がリフォームしたらまさかの…… “プロの技”感じる大変身が40万再生 「すごいわ」「惚れる」(2/4 ページ)
きびきび動く姿が頼もしいです。
屋根の貼り替え
雨が上がって突然の猛暑になる中、屋根の貼り替えがスタートしました。表の道路側は電線が邪魔をしてクレーンが使えないので、裏の道路から全ての材料を人力で運び込みます。
トラックから屋根上の資材置場までは40メートル以上。力持ちの材木屋さんも、この暑さの中で何往復もするのはきつかったようです。
大工さん4人に来てもらい、屋根替え工事を1日で終わらせます。ブルーシートを外し、野地板をめくっていきます。野地板は上から下へとめくると回収が楽とのこと。
野地板が外れたタイミングで、プチ大工会議が始まりました。それぞれが考えを話し、今後の手順を相談しています。
問題の垂木を見てみると、確かに頼りない状態。お施主さんが心配する気持ちも分かります。
既存の垂木の間隔は一尺二寸なので、間に入れる垂木は6寸間隔。大工さんたちは好き勝手に話しているように聞こえますが、作業しながらもお互いの話をちゃんと聞いているようです。かずさんがいろいろ考えている間に、作業はどんどん進んでいきます。
カメラマンのよっちゃんさんは「それにしても皆さん仕事が速いです」と感心。「作業自体が速いというよりも、判断と決断が速く迷わないので無駄がないといった感じに見えます」と続けます。
断熱材が入っていない箇所があったので、このタイミングで入れました。垂木の施工が終わり、野地合板を貼っていきます。本数が増えたので大変ですが、全ての垂木にくぎ打ちをしました。
野地合板が貼れたら防音施工です。防音性と断熱性を上げるビルボードという屋根下地材を、下の合板と接手が重ならないように貼っていきます。
作業をしているうちに、雲行きが怪しくなってきましたが、雨が降り出す前にルーフィング(屋根材の下に敷く防水シート)まで貼ってしまわなければなりません。
1人がロール状になったルーフィングを広げて、もう1人がとめていく共同作業。かずさんが広げていると、別の大工さんが追い付いてきます。
全てのルーフィングを貼ってこの日の作業は終了。この後の作業は板金屋さんにバトンタッチします。
翌日
この夜に少し雨が降ったため、翌日は家の中から赤外線カメラで雨が漏れていないことを確認します。屋根を葺くまでが心配なかずさんは、タッカーでとめた箇所全てに防水テープを貼っています。
今回の屋根の仕上がりはガムバリウム鋼板の立平葺き。板金職人さんが作業をして、きれいに仕上げてくれました。工事によって屋根が丈夫になり、約2800キロ軽量化されたとのこと。見事な職人技と連携プレーを見せてもらいました。
紆余曲折を経て完成したすてきな屋根に、コメント欄では「これぞ日本の大工仕事って感じですね」「仕事速すぎて惚れる」「1人でやるのもカッコイイけど、大工さんそろうとカッコ良さが増しますね」「良いところばかりではなくて、現場の大変さ、泥臭さも見ることができてとてもいい内容だと思います」といった声が。「タッカーに防水テープとは丁寧な仕事ですね!」「今度は板金屋さんの作業もお願いします」「ナレーションがうますぎです」という書き込みもありました。
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