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サバの腹に「アニサキス発見ライト」を当てたら……? 衝撃の結果に「ゾワっとした」「泣きそう」と悲鳴 その後の展開を聞いた(1/3 ページ)

加熱は大事。

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 SNS上で注目を集めた投稿について、その背景をあらためて取材する「バズ投稿のウラ話」。今回は、2023年11月に宮崎大学医学部の寄生虫学分野(@para_FMUM)が公式X(Twitter)に投稿し話題を呼んだ「アニサキス発見ライト」のその後を聞きました。

学生実習のためにさばかれたサバ。素の状態でもニョロニョロした何かがちらほら見えますが……

「こんなにいるのか……」

 魚介類などに潜むアニサキスは、体内に入ると激痛を引き起こすことで知られる寄生虫。宮崎大学医学部の寄生虫学分野は、サバに寄生したアニサキスをライトで探すという学生実習の際、「アニサキスライト」という製品を用意しました。

 2023年に発売された「アニサキスライト」は、特定の波長の光に反応して光るアニサキスの性質を利用して作られたブラックライト。波長や光量はアニサキスの確認に特化したものになっています。

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学生実習に用いられたアニサキスライト。一般的なブラックライトよりも光量が高く、防水処理も施されている

 開腹したサバにライトを照射すると、恐ろしいまでの効果を発揮。おびただしい量のアニサキスを、青白い光でくっきりと照らし出してしまいました。知りたくはなかったけれど、目を背けてはならない事実……!

恐ろしいニョロニョロがクッキリハッキリ……下処理と加熱の大切さが分かる

 ゾワゾワする実習結果は、「泣きそう」「ゾワっとした」「こんなにいるのか……」「このライトで(アニサキスの)事故防止できそう」などと話題に。用いられたサバは実習後にX担当者が自宅に持ち帰り、サバミソにして美味しく食べたそうです。熱に弱いアニサキスは十分に加熱すれば死滅するので、これで一安心ですね。

 ねとらぼ編集部では投稿への反響や、その後のライトの活用方法などを宮崎大学医学部の寄生虫学分野に聞きました。

画像提供:宮崎大学医学部寄生虫学(@para_FMUM

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