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サバに寄生したアニサキスをライトで探す、宮崎大学医学部での寄生虫学実習がX(Twitter)で悲鳴を呼んでいます。サバにはしっかり火を通そうと、あらためて肝に銘じるレベル。
魚介類などに潜むアニサキスは、体内に入ると激痛を引き起こすことで知られています。アニサキスには特定の波長の光に反応して光る性質があるため、宮崎大学医学部の寄生虫学分野(@para_FMUM)は、実験に際し、「アニサキスライト」という製品を用意。アニサキスの確認に特化して、波長や光量を設定したブラックライトです。
開腹したサバに照射すると、ライトは恐ろしいまでの効果を発揮。おびただしい量のアニサキスを、青白い光でくっきりと照らし出してしまいました。知りたくはなかったけれど、目を背けてはならない事実……!
ゾワゾワする実験結果は、「泣きそう」「ゾワっとした」「こんなにいるのか……」「このライトで(アニサキスの)事故防止できそう」などと大きな反響を呼びました。なお、用いられたサバは実験後にX担当者が自宅に持ち帰り、サバミソにして美味しく食べたそうです。熱に弱いアニサキスは十分に加熱すれば死滅するので、これで一安心ですね。
画像提供:宮崎大学医学部寄生虫学(@para_FMUM)
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