「これで550円?!」 算数が苦手な民宿オーナーが提供する“激安夕食”が目を疑うレベル、「近くなら毎日通ってる」と驚きの1600万表示(1/2 ページ)
あまりにもお客さんファースト。
算数が苦手な民宿オーナーが提供する“激安夕食”がX(Twitter)で話題です。驚異の価格破壊ぶりに、「すげー! これで550円は安すぎ!」「近くなら毎日通ってる」など反響が寄せられています。
この豪華さで550円!?
投稿者は、五島列島の新上五島町でカフェ併設の民宿「焦がれ香」を経営するねだ(@happynedaland)さん。本業は漫画家で、根田啓史(@@dorori_k)名義で活動しており、2024年に関東から新上五島町に移住したといいます。
ねださんが、「うちの宿、離島なので夕食550円で出してるのにあんまり人がきません」と破格で提供している夕食を紹介すると、記事執筆時点で29万件を超えるいいね、1600万回表示を突破するすさまじい反響が寄せられました。
この日の夕食は、海の幸がたっぷりに載った海鮮丼に、大きな生牡蠣が付いた御膳。味噌汁やもずく、ツナコーンサラダなどの小鉢も充実しており、とても550円で食べられるとは思えない豪華さです。ちょっと安すぎませんか……?
激安の秘密
ねださんのプロフィール欄には、「算数が苦手なので、550円で夕飯を提供している、離島の小さなカフェ併設宿泊施設のオーナーです」と予想外すぎる“激安の秘密”が記されています。
これはもちろん冗談で、実際にお話をうかがったところ「料理を安く提供できる理由は、 地元のスーパーや市場で地場野菜、地場魚が季節ごとに安く売られているからです」「(関東で)数千円で売られているような鯛が数百円で売られていたりして、本当に驚きました。その驚きを観光客の人たちにも味わってもらいたくて、思い切って価格を下げています」と“本当の秘密”を教えてくれました。
観光の魅力を体現
いくら原価が安いとはいえ、550円はあまりにもお客さんファーストな価格設定。ねださんは、「最近の観光地は、観光地価格などと呼ばれて、本来の価格よりかえって高くなったりしてしまっているのですが、本来その土地のものを驚きの価格で味わったり体験したりできるのが観光の魅力」と観光に対する信念を貫いており、「地元の漁師さんや料理人さんの手ほどきを得ながら、自分でさばいたり調理することで、価格を抑えています」と人件費ゼロで食事を提供しているそうです。ありがたすぎる……。
なお、「同じご飯を用意することはできません。でも、そこがまた地場っぽくていいなみたいな」と、夕食の内容は毎日変わるとのこと。ユーザーからは、「まってこれで550円??!!」「安すぎます 3000円は取って下さい」「こんなに美味しそうなのに安すぎます…!」「倍でも安すぎると思います」など驚きのコメントが多く寄せられています。
「焦がれ香」が提供する550円夕食
画像提供:ねださん
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