映画「変態仮面」まさかの続編公開決定で世界からパンティが消える 「3」まで製作決定?

続編「HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス」は5月14日公開。鈴木亮平が再び変態仮面にクロス・アウッ! 「変態秘技苦悶蜘蛛地獄」も再現されるだと!?

» 2016年02月23日 05時00分 公開
[ねとらぼ]

「彼は死ぬほどの思いをして変態をやっています」

 映画「HK/変態仮面」の続編「HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス」が5月14日より全国公開されることが明らかに。フォオオオォォ! おいなりさんをにぎってお祝いせねば。

変態仮面ビジュアル なんと見事な変態ぶり。変態仮面がまた拝めるとは……

変態仮面が帰ってきたああああ

 前作公開後に再開を約束した主人公・色丞狂介役を演じた鈴木亮平と福田雄一監督、そして清水富美加、ムロツヨシ、安田顕、片瀬那奈、池田成志ら主要キャスト陣が再集結。さらに新規キャストとして同級生・真琴正役で柳楽優弥が出演。その他、水崎綾女、皆川猿時、新井浩文、やべきょうすけほか実力派キャストが加わる。福田監督いわく、「朝ドラに出ても、ゴールデンに出ても、映画で主役やっても、変態仮面をやりたい!」と諦めてなかった鈴木亮平の思いが続編に結びついたとか。なにそれアツイ! しかも某スパイダーマンを意識して求められずとも「3」までは絶対に作るとも。

変態仮面キャスト変態仮面キャスト変態仮面キャスト 左から変態仮面こと色丞狂介役の鈴木亮平、大学生になったヒロイン・愛子ちゃん役の清水富美加、嫉妬心を募らせる同級生・真琴正役の柳楽優弥。それにしても今回も鈴木亮平の肉体改造がすごい……

 原作は「週刊少年ジャンプ」(集英社)に連載されたあんど慶周の漫画「究極!!変態仮面」。愛するパンティを被った興奮の力で悪を倒すコメディヒーロー漫画。2013年に「HK/変態仮面」として、まさかの実写映画化。12館スタートの小規模公開ながら動員数13万人、興行収入2億円というスマッシュヒットを記録した。

 続編では世界中からパンティが消えてしまい、愛子ちゃん(清水富美加)とのきずなも途切れてしまうという変態仮面にとって未曾有の危機が描かれる。前作からレベルアップした「地獄のタイトロープ」に加え、「変態秘技苦悶蜘蛛地獄」が必殺技として登場するとの情報も。気分はエクスタシーッ以外のなにものでもない。

変態仮面ポスター ポスターも解禁

 撮影は2015年8月に都内をはじめ関東近郊、静岡県などで酷暑の中実施。鈴木亮平は撮影中も変態仮面の肉体を維持するためのトレーニングを欠かさず、さらに社交ダンスのトレーニングも行ったとのこと。流れるように繰り出される必殺技にいやがおうにも期待が高まる。

役者・監督・原作者からのコメント

色丞狂介役/鈴木亮平

 ついに念願の続編が完成しました。変態とは何だろう、パンティーとは何だろう。この世界からパンティーが消えた時、人は何を想うのか。今回も自分自身と向き合い、精神面、身体面ともに極限まで突き詰めて演じさせていただいたつもりです。大きくスケールアップを遂げた、新たなる変態仮面の物語をぜひ楽しみにしていてください。

 今回は大学生になったということで、前作よりも体をひとまわり大きくし、そしてアメリカのヒーローたちと並んでもひけを取らない世界標準の身体を目指しました。今回はとにかく筋肉量を増やし、身体全体を大きくしました。現場で、専属のトレーニングパートナーについてもらい、筋トレ用テントも用意していただき、そこで撮影の合間にトレーニングをして、万全の態勢で撮影に臨みました。福田監督から「社交ダンスを習っておいてくれ」と言われたので、個人的に1カ月間レッスンを受け、ルンバの動きをアクションに取り入れました。ユラユラと腰が動く、今までに見たことのないような画期的なアクションになっています。

姫野愛子役/清水富美加

 3年ぶりに、真面目で変態な狂介くんと、最高にクールで変態な変態仮面に会えて、気分はエクスタシーでした。鈴木亮平さんが今回もステキです。世界からパンティが消えてしまうと言う大事件が起きますが、最後はパンティと愛の大切さを実感できる作品だと思います。私は今回もパンティを脱ぐのでしょうか。否や。

真琴正役/柳楽優弥

 1作目を楽しく拝見していたという事もあり、続編に参加できたのはとてもうれしかったです。変態仮面の、あの肉体を作り上げるのにはどれだけの労力がかかるのだろうと考えたら、ただただすごいなと感服しました。撮影中は真夏だった事もあり、代謝の良い僕はたくさん汗をかき、少しは体も絞れたと思います。ムロさんのアドリブに詰められました。ムロさんのアドリブもこの映画の見どころの一つだと思います。

福田雄一監督

 まずは何より本当に続編を作ることができたことがうれしいです。なにしろ、一作目は制作してくれる会社もほとんどなく、宣伝させてくれる媒体もかなり限られているという状況での公開。しかし、奇跡は起きるものです。まさかの大ヒットです。しかし、ヒットしたらしたで困難はあります。なにしろ、出てくれていた役者さんたちが皆さん売れてしまいました。売れてから変態と名のつく映画に進んで出る役者はいません。続編を望んだプロデューサーは困りました。ヒットして困る映画も珍しい。しかし! 朝ドラに出ても! ゴールデンに出ても! 映画で主役やっても! 変態仮面をやりたい! という馬鹿な役者たちは存在しました! そう! 鈴木亮平はこれっぽっちも続編を諦めていなかったのです! その肉体美を作るために彼は死ぬほどの思いをしたでしょう。彼は死ぬほどの思いをして変態をやっています。

 その思いを受け止めて共演者、スタッフ、みんな、死ぬほど頑張って、変態を極めました。当映画は某スパイダーマンを多分に意識しているため、誰にも求められずとも「3」までは絶対に作ります! ただ! できれば! 求められて作りたい! それはすべてこの続編が皆さまの支持を得られるかにかかっております! なにとぞ、応援をよろしくお願い致します!

原作者/あんど慶周氏

 まず脚本を拝見した時点で笑いました。監督も主要な俳優陣も前作と同じなので「映像ではこんな感じに演技するんだろうな」というのが目に浮かんだからです。一つ心配だったのは鈴木亮平くんの肉体ですね。別の映画で巨漢になってたから撮影までに絞りきれてるのかと。撮影見学に行って彼を見たら心配無用でしたね。さすがプロですべ新必殺技も現場で見て爆笑です! いや、ホントすごいから(笑)。前作の公開後、福田監督も主演の鈴木亮平くんも「パート2もやりましょう!」と言っていたので楽しみに待ってました。前作よりもいろいろスケールがアップしてますね。お話の内容もそうですが撮影現場に行って見て、スタッフや技術面にも力が入ってると感じました。前作にはなかった変態秘奥義も新たに映像化されてます! これ、地獄のタイトロープより笑えますよ(爆笑)。

変態仮面ロゴ

(C)あんど慶周/集英社・2016「HK2」製作委員会


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2407/24/news014.jpg 庭で見つけた“変なイモムシ”を8カ月育てたら…… とんでもない生物の誕生に「神秘的」「思った以上に可愛い」
  2. /nl/articles/2407/25/news017.jpg 「これが生えたら庭終了」 プロも降参する“何をやっても全部ムダな最恐雑草”の正体が400万再生「ほんとこれ厄介」「土ごと変えないと不可能」
  3. /nl/articles/2407/26/news151.jpg イトーヨーカドー春日部店が閉店へ 「クレヨンしんちゃん」に登場するスーパーのモデル 「残念」「寂しい」惜しむ声
  4. /nl/articles/2407/25/news012.jpg 夜、山中の側溝をのぞいてみたら…… 思わず声がもれる“あらぬ生物”の姿に「ヤバいw」「生で見てみたい」
  5. /nl/articles/2407/25/news007.jpg 水槽の中で卵を発見→慎重に見守って1カ月後…… 小さな命の誕生に飼い主も視聴者もメロメロ「まじで可愛すぎるほんとに可愛い」
  6. /nl/articles/2407/25/news138.jpg 「お父さんはママのオタクだった」 母親が「元・おニャン子」のタレント、アイドルとオタクが“つながっちゃいけない理由”を問いかける
  7. /nl/articles/2407/25/news050.jpg 「立体的に円柱を描きなさい」 中1の“斜め上の解答”に「この発想は天才」「先生の優しさも感じます」
  8. /nl/articles/2401/26/news015.jpg スーパーで買ったレモンの種が1年後…… まさかの結果が635万再生「さっそくやってみます」「すごーい!」「手品みたい」
  9. /nl/articles/2407/26/news119.jpg 工藤静香、15歳の愛犬が天国へ 感謝の言葉つづるも……「泣いてばかり」「心が追いつかない」と悲痛な思い
  10. /nl/articles/2407/26/news008.jpg 外国人が来日して“3年後”…… マクドナルドの“オーダーの変化”に「胃袋が日本人のそれなんよw」とツッコミ
先週の総合アクセスTOP10
  1. プロが本気で“アンパンマンの塗り絵”をしたら…… 衝撃の仕上がりが360万再生「凄すぎて笑うしかないww」「チーズが、、、」
  2. 6年間外につながれっぱなしだったワンコ、保護準備をするため帰ろうとすると…… 思いが伝わるラストに涙が止まらない
  3. 「お釣りで新紙幣来た!!!!!と思ったら……」 “まさかの正体”に「吹き出してしまった」「逆に……」
  4. 赤いカブトムシを7年間、厳選交配し続けたら…… 爆誕した“ウルトラレッド”の姿に「フェラーリみたい」「カッコ良すぎる」
  5. ダイソーで買った330円の「石」を磨いたら……? 吸い込まれそうな美しさが40万回表示の人気 「夏休みの自由研究にもいいのでは?」
  6. 「これ最初に考えた人、まじ天才」 ダイソーグッズの“じゃない”使い方が「目から鱗すぎ」と反響
  7. もう笑うしかない Windowsのブルースクリーン多発でオフィス中“真っ青”になった海外の光景がもはや楽しそう
  8. アジサイを挿し木から育て、4年後…… 息を飲む圧巻の花付きに「何回見ても素晴らしい」「こんな風に育ててみたい!」
  9. スズメの首は、実は……? 「心臓止まりそうでした」「これは……びっくり!」“真実の姿”に驚愕の声
  10. 【今日の計算】「8×8÷8÷8」を計算せよ
先月の総合アクセスTOP10
  1. 18÷0=? 小3の算数プリントが不可解な出題で物議「割れませんよね?」「“答えなし”では?」
  2. 日本人ならなぜかスラスラ読めてしまう字が“300万再生超え” 「輪ゴム」みたいなのに「カメラが引いたら一気に分かる」と感動の声
  3. 「最初から最後まで全ての瞬間がアウト」 Mrs. GREEN APPLE、コカ・コーラとのタイアップ曲に物議 「誰かこれを止める人いなかったのか」
  4. 「値段を三度見くらいした」 ハードオフに38万5000円で売っていた“予想外の商品”に思わず目を疑う
  5. 「思わず笑った」 ハードオフに4万4000円で売られていた“まさかのフィギュア”に仰天 「玄関に置いときたい」
  6. かわいすぎる卓球女子の最新ショットが730万回表示の大反響 「だれや……この透明感あふれる卓球天使は」「AIじゃん」
  7. 「これはさすがに……」 キャッシュレス推進“ピクトグラム”コンクールに疑問の声相次ぐ…… 主催者の見解は
  8. 天皇皇后両陛下の英国訪問、カミラ王妃の“日本製バッグ”に注目 皇后陛下が贈ったもの
  9. 「この家おかしい」と投稿された“家の図面”が111万表示 本当ならばおそろしい“状態”に「パッと見だと気付けない」「なにこれ……」
  10. 和菓子屋の店主、バイトに難題“はさみ菊”を切らせてみたら…… 282万表示を集めた衝撃のセンスに「すごすぎんか」「天才!?」