ペットにするなら猫より人間? 働く女性の心をそっと癒してくれるマンガ「きみはペット」

家に帰ったらかわいい男の子がいる生活。

» 2016年02月27日 11時00分 公開
[美女マンガねとらぼ]
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「きみはペット」を紹介してくれた村田千紘さん

 2003年にTBSでテレビドラマ化された小川彌生さん作の人気少女マンガ「きみはペット」。同年には講談社漫画賞少女部門を受賞し、2011年には韓国で映画化もされました。単行本は英語・ドイツ語、フランス語など数カ国語に翻訳され、世界中の女性の共感を集めています。

 容姿端麗で頭脳明晰、絵に描いたようなハイスペックキャリアウーマンである巌谷澄麗(いわやすみれ)は、エリート街道を歩んでいたはずが失恋の痛手で部長の差し歯を折ってしまい、左遷されてしまいます。そんな時、ダンボールに捨てられたダンサー志望の青年・モモを拾い、ペットとして飼うことに。2人の奇妙な同棲生活に癒やしやトキメキがもらえること請け合いの作品です。

 今回は、IT企業でエンジニアとして働く村田千紘さんにその魅力を語っていただきました。

人間のペットに求めるのは「安心感」と「癒やし」

「きみはペット」を紹介してくれた村田千紘さん

―― 「きみはペット」を読み始めたきっかけはなんだったのでしょう。

村田千紘

松本潤さんと小雪さん主演でドラマをやっていたのを見て、もっと深くストーリーを知りたいと思って読み始めました。ドラマでは毎回泣くくらいハマってました。


―― どういうところにハマりましたか?

村田千紘

当時から美人で高学歴で仕事もできて、でも恋愛には不器用ですごく繊細な部分を持っているスミレのことをカッコいいと思っていて、自分も将来はバリバリ仕事できる女性になりたいと思って見ていました。恋人よりも癒やしを求めてしまうとか、大人になった今読むと共感できる部分が多いです。


―― もし村田さんに人間のペットがいたとしたら、何を求めますか?

村田千紘

「安心感」と「癒やし」ですかね。恋人の前で見せるような「女性っぽさ」を求めてこないというか、いるだけで安心させてくれる存在が必要な年齢になってきたなって思います(笑)。


―― 具体的にどんな癒やしが欲しいですか?

村田千紘

例えば、スミレは料理が得意なのでモモに作ってあげたりするんですけど、それを素直に喜んでくれる姿とか、仕事で疲れて帰ったら「おかえり」ってはしゃいでる姿とか、そういうのを見るだけで癒されるだろうなって思います。

まぁ、ご飯は自分で作るよりペットに作っておいて欲しいですけど(笑)。


「ヒモ」ではなく、あくまでも「ペット」

「きみはペット」を紹介してくれた村田千紘さん

―― 実家では猫を3匹飼っているそうですが、今飼うとしたら動物のペットと人間のペットどちらが欲しいですか?

村田千紘

言葉が通じるので人間のペットが欲しいです(笑)。

本作ではスミレの方からモモを可愛がって癒されるシーンが多いんですけど、スミレが精神的につらいときにモモが気付いて、モモの方からギュッと抱きしめてあげるシーンがあるんです。これって人だからこそできることだし、そういうのがあったら良いなって思います(笑)。


―― 人間のペットだからこそ得られる癒やしがあるんですね。

村田千紘

現実だとこういう男の人は「ヒモ」って呼ばれるのかもしれないけど、漫画の中では本当にペットの役割として成り立っていて、ペットとしてのモモの心情も描かれているんです。「なでるだけなでて、自分は好きなときに出て行くんでしょ?」みたいな。

動物のペットも本当はこんな風に思ってるのかなって想像が膨らみますよね。


―― 本作には恋愛要素もありますが、最もキュンキュンしたシーンはありましたか?

村田千紘

家の外でモモに会うシーンが好きです。家にいる時のだらしないモモじゃなくて、一人前のダンサーとして踊っているモモを見て涙するシーンがあるんですけど、モモも一人の男なんだなって気付かされて少しずつひかれていく、スミレの気持ちの変化にキュンキュンします。


―― お話を聞いていると原作もドラマもどちらも見たくなりますね……! 村田さんにも仕事の疲れを癒やしてくれるペットが見つかることを願っています(笑)。本日はありがとうございました!

「きみはペット」を紹介してくれた村田千紘さん

村田千紘さんプロフィール

名前:村田千紘

生年月日:1989年4月15日

出身:神戸

職業:エンジニア

趣味:旅行、わくわくするイベント企画

他に好きなマンガ:5時から9時まで

Instagram:@chihiro_olivia


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